サンディエゴ・パドレスに所属しているダルビッシュ・有投手は、2028年までの契約の延長に1憶800万ドル(約234憶円/$1=¥130で計算)で合意しました。これによりダルビッシュ投手が42歳になる2028年のシーズンまで契約したことになります。
ダルビッシュ投手は2024年シーズン終了後にフリー・エージェントになる予定でしたが、パドレスが先手を打ってダルビッシュ投手との契約にこぎつけました。2023年のダルビッシュ投手の年棒は3,000万ドル(約39憶円)です。これは2018年にシカゴ・カブスと結んだ6年間の1億2600万ドル(約164憶円)の契約下では1800万ドルでしたので2023年の年棒はかなり増額されています。
年齢が30代後半の先発投手に多額の資金を投じるこの契約は、パドレスにとってちょっとしたギャンブルですが、それでもパドレスはダルビッシュ投手と一緒にプレーすることを選択しました。
ダルビッシュ投手の主な成績
ダルビッシュ投手はは2023年シーズンは、30回の先発で防御率3.10を、ポストシーズンの4回の先発で防御率2.88を記録しました。 エース級の先発が揃ったパドレスの中でもダルビッシュ投手は開幕投手を務め、ナショナル・リーグのワイルドカード・シリーズとチャンピオン・シップ・シリーズで各々1試合を先発登板しています。
2020年のシーズンではナショナル・リーグのサイ・ヤング賞の投票で2位でした。2021年にトレードでパドレスに移籍し2021年の前半は素晴らしい活躍を見せました。続く2022年にも素晴らしい成績を収めています。
2022年のダルビッシュ投手の主な投手成績(2022年レギュラー・シーズン終了時点)
パドレス、カブス、ドジャース、レンジャーズでの10 シーズンで、ダルビッシュ投手は防御率3.50、1,788奪三振を記録しています。 2022年夏、野茂英雄氏に続いて日米通算3,000奪三振を記録した2人目の投手になりました。
パドレスの次のミッション
パドレスの次のミッションはマニー・マチャド選手との長期契約です。マチャドは2023年シーズン後に契約をオプト・アウトする権利を持っています。パドレスはマチャド選手がFAで移籍しないことを望んでいます。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)