シチズンズ・バンク・パークは、ナショナルリーグの東地区に所属するフィラデルフィア・フィリーズの本拠地となります。
フィリーズは、ベテランズスタジアムというスタジアムをNFLのイーグルスを共同で使っていましたが、イーグルス、フィリーズともに専用スタジアムを建設し、ベテランズスタジアムの役目は終わりました。
そのベテランズスタジアムに代わり、本拠地になったのが、シチズンズ・バンク・パークです。
スタジアムの外野エリアには、フィラデルフィアの象徴である自由の鐘があり、ホームランがでると鐘が鳴ります。
フィラデルフィアは、ニューヨークから陸路で1時間ちょっととアクセスがしやすい街ですので、ニューヨークとセットのご観戦が便利です。
フィリーズの歴史を触れに、ぜひスタジアムへ訪れてみてください。
スタジアムの基本情報
球場名： シチズンズ・バンク・パーク（Citizens Bank Park）
所在地：1 Citizens Bank Way, Philadelphia, PA 19148
収容人数：43,651人
グランド：天然芝
ダグアウト：フィリーズが1塁側、ビジターチームが3塁側
入場とセキュリティ
開門時間
レフトフィールドゲートとサードベースゲートは試合開始2時間前にオープンします。その他のゲートは試合開始90分前にオープンします。
持込できるバック
大きさが40cm×40cm×20cm (16インチ×16インチ×8インチ)以内のバックは持込可能。
リュックサックなどはサイズに関わらず持ち込みができないことがあるなど、アメリカの会場が持ち込みの規制が厳しいです。
バッグは持っていかないか、クリアバッグで観戦に行くことをお勧めいたします。
飲食物の持込
開封していないペットボトル飲料の持込は水のみ可能
カメラ
小さいサイズのデジカメは、球場に持ち込むことができます。
一眼レフの持ち込みや、三脚、一脚などの持ち込み、使用は認められていません。
再入場
シチズンズ・バンク・パークは、一度入場をすると再入場はできない球場です。
球場内の主なスポット
ゲストリレーションセンター
もし何か困ったことがあったら、ここに行くといろいろ教えてくれたり、インフォメーションセンター的な役割もあります。
シチズンズ・バンク・パークの場合、1階席のコンコースのセクション122付近、3階席はセクション318付近にあります。
一応、忘れ物などもここが窓口ですが、基本的には、忘れ物をしたら旅行者では諦めるしかないので、忘れ物はしないようにしましょう。
喫煙について
球場内は禁煙です。電子タバコも含めて一切吸うことはできません。
球場のwifi事情
近年、チケットの電子化が進んでおり、すべてのファンにインターネット環境が必要になっております。
シチズンズ・バンク・パークでも無料のwifiがありますので、もし必要な場合は、wifiに接続することができます。
Ballparkアプリでチケットを表示させないといけないような場合は、このwifiを活用することができます。
レフトフィールドのゲート（Ashburn Alley）から入場
試合開始2時間前にレフトフィールドのゲート（Ashburn Alley）のみがオープンします。内野席には90分前までは入れませんが外野にあるPhillies Wall of Fameを見学するもよし、バッティング練習のホームランボールを取るもよし、外野にあるMitchell & Nessというショップを訪れてもよし。試合開始時間までを楽しみましょう。
ブルペン
シチズンズ・バンク・パークのブルペンはセンター後方にありますが、そのブルペンを見下ろすことができる席が用意されています。この席は自由に利用できます。カウンターテーブルと椅子がありますので軽食、ドリンクを楽しみながらピッチング練習を見学することもできます。また外野席でもSEC101のブルペン寄りの席でしたら、試合もブルペンの練習も観ることできます。特にRow-7 Seat-14,15の席は両方観るには特等席と言えるでしょう。
初観戦証明書をもらおう
MLBの球場では初めて観戦したファンに対して初観戦の証明書「First Game Certification」を発行してくれます。シチズンズ・バンク・パークではゲストサービスのカウンターがSEC122の後方にあります。ここに行き名前を告げると証明書を発行してくれます。30球場の「First Game Certification」を集めましょう。
座席について
シチズンズ・バンク・パークは、3層のスタジアムになります。
座席表の100レベルが1階席、200レベルが2階席、300、400レベルが3階席になります。
主な座席について
スタジアムへの行き方
この球場はダウンタウンの南にあります。
地下鉄のBroad St. 線のNRG駅行きに乗り終点のAT&T駅から徒歩で球場に行けます。
ダウンタウンのCity Hall駅からは7駅目ですので15分の距離です。
ダウンタウンのホテルに宿泊すれば観戦には便利です。
フィラデルフィアの観光スポット
観戦とセットで回りやすいフィラデルフィアの観光スポットをご紹介します。
フィラデルフィアの場合、ニューヨークからの日帰り観戦もできます。そのため、フィラデルフィアにどのぐらい滞在するかにもよるのですが、フィラデルフィアの夜の試合を観戦するのに、午前中にニューヨークから到着し、試合までの間の観光ルートであれば、
アムトラック駅→インディペンデンス国立公園（自由の鐘）→シティホール→会場ルート
というのがあります（詳細は、フィラデルフィアの観光ポイント1）。
もう1つのルートとしては、
アムトラック駅→ロッキーの銅像/フィラデルフィア美術館→シティホール→会場ルート
も効率的に回れます（詳細は、フィラデルフィアの観光ポイント2）。
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