皆様もご承知のとおり、試合中のファールボールを直撃した観客が大けがしたことを受けてメジャー・リーグ機構では、メジャー・リーグの球場に防護ネットを拡張敷設を指導しました。(以下の記事をご参照)
この通知に呼応するように各球団は内野席に防護ネットを拡張しました。
2019年の記事
2018年の記事(記事中にネット問題を記載しています。)
ターゲット・フィールドのネット事情
では、今回2019年7月に訪れましたミネソタ・ツインズのホーム球場のターゲット・フィールドのネット敷設状況につきましてご報告致します。
まず一塁側ですがSEC-104からバックネット裏までの間にネットが張られています。これはダイヤモンド・ボックスという種類の席の前までです。
2018年以降に訪れた球場ではダッグアウトの真横にあるカメラ席までネットが張られている球場が多かったのですが、ここターゲット・フィールドではカメラ席の更に2つのセクション分先まで張られています。観客の安全はより担保されますが、試合前にサインをもらうエリアは確実に小さくなります。
そして三塁側も同様にSEC-124からバックネット裏までネットが張られています。日本の球場と比較してネットが無くて観客席が低いことがメジャー・リーグ球場の魅力でしたが、安全性と引き換えに観やすさを失ったことは残念ではあります。
※2019年7月24日に訪問し体験した情報です。