2022年のアメリカ野球殿堂入りの投票が行われました。昨年の投票では殿堂入りの条件(投票率75%以上)を満たす人物はいませんでした。
2022年はボストン・レッドソックスで人気選手だったビッグ・パピーことデビット・オルティス選手が得票率77.9%で選出されました。オルティス氏と言えば上原浩治氏と同僚でワールド・チャンピオンにも輝いています。チームが勝利を収めた際に上原浩治氏をかつぎあげるパフォーマンスは何度もモニターで観たものです。今年はオルティス氏1名のみの選出でした。
今年最終年のバリー・ボンズ氏(得票率66.0%)、ロジャー・クレメンス氏(得票率65.2%)、カート・シリング氏(得票率58.6%)は残念ですが選出には至りませんでした。
今年が候補1年目の注目のアレックス・ロドリゲス氏も投票率34.3%で選ばれませんでした。
投票結果
上位10名の得票数と得票率は以下の通りです。
氏名 | 得票数 | 得票率 |
デビット・オルティス | 307 | 77.9% |
バリー・ボンズ | 260 | 66% |
ロジャー・クレメンス | 257 | 65.2% |
スコット・ローレン | 249 | 63.2% |
カート・シリング | 231 | 58.6% |
トッド・ヘルトン | 205 | 52% |
ビリー・ワグナー | 201 | 51% |
アンドリュー・ジョーンズ | 163 | 41.1% |
ゲーリー・シェフィールド | 160 | 40.6% |
アレックス・ロドリゲス | 135 | 34.3% |
得票率が5%未満の方は、来年以降の候補者リストから外れることになりますが、2022年の投票で5%未満の元選手は以下の通りです。いずれも現役時代にはチームの主力を務めていました。以下に野球殿堂入りのハードルが高く、名誉なことである事が理解できます。
ジョー・ネーサン、ティム・ハドソン、ティム・リンスカム、ライアン・ハワード、マーク・タシエラ、ジョナサン・パペルボン、プリンス・フィルダー、AJ・ピアジンスキー、カール・クロフォード、ジェイク・ピービ。
投票結果につきましては、こちらのサイトもご参照願います。