創立111年もの歴史を持つ球場で初めてを作り出すのは容易ではありません。
しかし2023年8月9日(水)のナイト・ゲームでレッドソックスのラジオ・キャスターを40年務めたベテラン、ジョー・カスティリオーネ氏ですら見たことのない出来事がフェンウェイ・パークで起きました。
2回表2アウト、ロイヤルズのカイル・イズベル選手がレフト後方への打球。レッドソックスのレフト・吉田正尚選手が猛追し壁に激突しました。立ち上がった吉田選手は自分の周囲を見回したがボールがない。もちろんボールを捕球していない。何が起こったのかが明らかになるまで、吉田選手をはじめフィールド上のすべての選手は混乱していました。
ボールの行方が判明
手動スコア・ボードでアウト数を示す赤い電球カバーが壊れ、ボールが電球の中に潜り込んでいました。
このようなケースはローカル・ルールに記載されているのか?
この打球は審判により二塁打と判定され、からホームに戻っていた一塁ランナーのロイヤルズのマット・ダフィー選手は三塁に戻されました。
この日の先発ピベッタ投手は、そのプレーが2021年のアメリカン・リーグ・ディビジョン・シリーズのレイズ対レッドソックス第3戦のようだと回想しました。ケビン・キーマイヤー選手の打球は右中間のフェンスに当たって跳ね返り、外野手のハンター・レンフロー選手に当たり、レッドソックスのブルペンに入りました。 この打球も二塁打と判定され、勝ち越し点を阻止しました。
大谷翔平選手が放った打球でも珍事が起こっていましたね。自身の背番号17番のプレートが打球の衝撃で落下しています。
Throwback to Shohei knocking his own number off the Green Monster last year. pic.twitter.com/fJZAsn5SJE
— Rob Friedman (@PitchingNinja) August 9, 2023
吉田選手は奇妙なシーンに立ち会いました。ケガをしなくて良かったです。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)