近年、日本人野手がメジャーで活躍しないという話題が上げります。大谷翔平選手は規格外の活躍を見せるも、日本人メジャー・リーガーの報道は投手が中心です。
しかし2023年にシーズン。まだ4月半ばですので結論はまだまだ先ですが、大谷翔平選手、鈴木誠也選手、そして苦戦していた吉田正尚選手にもあたりが出てきました。
1イニングで2本塁打
吉田正尚選手の野球人生で1イニングに2本塁打を打ったことはありませんでした。しかし、4月23日(アメリカ時間)ミルウォーキーのアメリカン・ファミリー・フィールドでの8 回表にそれを記録しました。
レッドソックスが8回表に9得点しましたが、吉田選手はソロ・ホームランに続き打者一巡した2回目の打席でメジャーで初めてのグランドスラムを打ちました。 1イニング2本塁打は、2013年7月26日に当時ブルージェイズに所属したエドウィン・エンカルナシオン以来の記録です。
1本目:マット・ブッシュ投手から
飛距離:374フィート(約114m), 打球速度:108.9mph(約175km)
2本目:ハビー・ゲラ投手から
飛距離:407フィート(約124m)、打球速度:105.4 mph(約170km)
レッドソックスで1イニング2本塁打を記録した選手
・吉田正尚(2023年4月23日)
・デビッド・オルティス (2008年8月12 日)
・ノマー・ガルシアパラ (2002年7月23 日)
・エリス・バークス (1990 年 8 月 27 日)
ビッグ・ネームが名を連ねます。運と実力を兼ね備えていないと実現しません。吉田選手はこのリストに加わったのです。
吉田選手は最初の数週間は成績が伸び悩んでいました。
・打率:.213
・ホームラン:1本
・OPS:.619
吉田選手は投球を両目で見やすくするために、バッティング・スタンスを少し開きぎみに調整したようです。そしてこの日の2本塁打という結果につながりました。
混戦のアメリカン・リーグ東地区! 吉田選手の活躍に注目しましょう。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)