2020シーズンを除き、ここ数年、西地区の王者として安定した成績を残すアストロズに、21年ぶりのポストシーズンで、ポストシーズン史上過去2位に並ぶ得点差をひっくり返しての逆転勝利でトロント・ブルージェイズを破り勢いに乗るシアトル・マリナーズが挑戦します。
今シーズンのマリナーズと言えば、なんといっても新人で25-25(25本塁打 25盗塁)を達成したフリオ・ロドリゲスを中心に、ポストシーズン進出の代打サヨナラHRを打ち、ワイルドカードでも好調のカル・ラレイ選手、陰の立役者ユージニオ・スアレス選手、ミッチ・ハニガー選手、JPクロフォード選手、タイ・フランス選手等々、今のマリナーズ打線は何が起こるか予測不可能です。
2021サイヤング賞のロビー・レイ投手、ルイス・カスティーヨ投手、ローガン・ギルバート投手等々のどの様にローテーションを組んで、今プレイオフ初のホームゲームとなる3戦目を迎える事になるのでしょうか。
アストロズは、サイヤング賞の獲得濃厚なシーズンを過ごしたバーランダー投手、フランバー・バルデス投手等々を中心とした強力な投手陣。アルトゥーベ選手、グリエル選手、ブレグマン選手、アルバレス選手、タッカー選手等々、確実にヒットしてくるしぶとい打線。百戦錬磨の大ベテラン監督のダスティ・ベイカー監督によって、これらの投手陣、打撃陣を如何様にも組み合わせて勝利を狙ってくるヒューストン・アストロズが、ポストシーズンでもマリナーズの前に立ちはだかります。
同地区対決となったこの地区シリーズを勝ち抜くのはどちらのチームになるでしょうか。
地区シリーズの日程
10月11日 シアトル・マリナーズ@ヒューストン・アストロズ
10月13日 シアトル・マリナーズ@ヒューストン・アストロズ
10月15日 ヒューストン・アストロズ@シアトル・マリナーズ
10月16日 ヒューストン・アストロズ@シアトル・マリナーズ
10月17日 シアトル・マリナーズ@ヒューストン・アストロズ
アストロズ対マリナーズの過去のポストシーズン対戦成績
対戦はありません
2022年のアストロズ対マリナーズレギュラシーズンの対戦成績
アストロズ12勝 マリナーズ7勝
アストロズ 6勝 マリナーズ1勝:オールスターブレイク後
今シーズンと過去5シーズンの両チームのベストプレーヤー
アストロズ
2017年 ホセ・アルチューベ(WAR 7.)
2018年 アレックス・ブレグマン(WAR 7.9)
2019年 アレックス・ブレグマン(WAR 8.9)
2020年 ジョージ・スプリンガー(WAR 2.2)
2021年 カルロス・コレア(WAR 7.2)
2022年 ヤシエル・アルバレス(WAR 6.8)
マリナーズ
2017年 ネルソン・クルーズ(WAR 4.3)
2018年 ミッチ・ハニガー(WAR 6.5)
2019年 コーリー・シーガー(WAR 3.2)
2020年 ディラン・ムーア(WAR 1.7)
2021年 タイ・フランス(WAR 4.3)
2022年 フリオ・ロドリゲス(WAR 6.0)
過去5シーズンの両チームのレギュラーシーズンの成績
アストロズ
2017年 101勝61敗 西地区優勝
2018年 103勝59敗 西地区優勝
2019年 107勝55敗 西地区優勝
2020年 29勝31敗 西地区2位
2021年 106勝56敗 西地区優勝
マリナーズ
2017年 78勝84敗 西地区3位
2018年 89勝73敗 西地区3位
2019年 68勝94敗 西地区5位
2020年 27勝33敗 西地区3位
2021年 90勝72敗 西地区2位
過去5シーズンの両チームのポストシーズンの成績
アストロズ
2017年 ワールド・シリーズ 4勝3敗でドジャースに勝利(ワールド・チャンピオン)
2018年 リーグチャンピオンシップ 1勝4敗でレッドソックスに敗れる
2019年 ワールド・シリーズ 3勝4敗でナショナルズに敗れる
2020年 リーグチャンピオンシップ 3勝4敗でレイズに勝利
2021年 ワールド・シリーズ 2勝4敗でブレーブスに敗れる
マリナーズ
出場なし