2022シーズンのワールドシリーズは、ヒューストン・アストロズ対フィラデルフィア・フィリーズの対決となりました。
アストロズは、2年連続、そしてこの6シーズンで4度目のワールドシリーズとなり、フィリーズは、2009年以来のワールドシリーズの舞台となります。
さて、そのワールドシリーズのチケット代についてです。
アストロズに関しては、昨シーズンのチケット代に比べると、ちょっと高め印象です。チケット代を調べた10月25日現在で最低価格は700ドル前後。
ワールドシリーズが決まる前は500ドル前後だったので、相当値段が上がっています。チケット代に関してはいろいろな要素があります。昨年、安くても今年、同じとは限りません。特に相手チームのファンが大挙、押し寄せることもあると、思わぬ高額なシリーズになるという可能性もあります。
今後、ワールドシリーズの観戦を考える方は、そのような可能性も頭に入れながらチケットを買うタイミングを見計らうようにしてください。
フィリーズの場合は、2008年のときもかなり高いチケット代でしたが、久しぶりのワールドシリーズ出場の場合はかなり高くなるチームもあります。
おおよそ、最安値のものは1000ドル前後が相場かな、というのがフィラデルフィアでのワールドシリーズのチケット代です。
1000ドル以下なら、フィラデルフィアの場合は、比較的、落ち着いているような価格帯ですが、フィリーズの本拠地は、野外ですので、天候にもチケット代は影響されることがありますので、注意しましょう。
ワールドシリーズ第1戦のチケット代の目安
ヒューストン主催の第1戦(ホームゲーム1)の最安値(立ち見)のチケット代の目安
10月28日に開催される第1戦の最安値のチケットは、10月25日の夕方(アメリカ時間)現在で、690ドルでした。近年のアストロズのワールドシリーズのチケット代からするとやや高めな印象です。
開催日まではまだ時間があるので、今後、かなり値段の動きがありそうですが、フィラデルフィアからどのぐらいのファンが来るかにもよるので、このようなビッグイベントのチケット代というのはなかなか動きが読みづらくもあります。
ヒューストン主催の第1戦(ホームゲーム1)の最安値(指定席)のチケット代の目安
最安値の指定席はアッパー席の外野側になります。
10月25日時点での価格は900ドル前後です。
ヒューストン主催の第1戦(ホームゲーム1)の最安値(1階席)のチケット代の目安
1階席は外野よりの座席で約1300ドルになります。
内野よりは、2000ドル前後からというの金額帯になっています。
ワールドシリーズ第3戦のチケット代の目安
フィリーズは、立ち見チケットも販売する見込みですが、まだ立ち見チケットはそれほど数がありません。フィラデルフィアでの最初のゲームは、10月31日となり、調べたのが25日ですので、こちらは、まだチケットがかなり動きそうです。
現状は、指定席での最安値が約1200ドルですので、ドルベースだけで見れば、それほど高いワールドシリーズという感じではありません。
フィラデルフィア主催の第3戦(ホームゲーム1)の最安値のチケット代の目安
フィラデルフィア主催の第3戦(ホームゲーム1)の1階席の最安値のチケット代の目安
1階席は外野よりの座席で約1500ドルになります。
内野よりは、2300ドル前後からというの金額帯になっています。
ワールドシリーズのチケットについての基本情報
ワールドシリーズのチケットは、球団が一般販売をすることもありますが、基本的には、球団の販売するチケットは、アクセスがパンクしてつながりません。
そのため、リセールチケットを買うことになります。
レギュラシーズンでは、ほとんどチケットのトラブルは起きませんが、ワールドシリーズになると直前まで待ってもチケットのダウンロードができない、折角安めに買えたと思ったのにキャンセルになったというようなトラブルも生じ得ますので、ご自身で買う際は、買うサイトと発券方法を細かく確認して買うようにしてください。
通常、現地のファンは「優勝が決まる試合を見たい」となり、ワールドシリーズのチケット代は初戦、2戦目より、6戦目、7戦目の方が高くなります。
6戦、7戦のチケット代は、シリーズがもつれそうな雰囲気になってくると値段が上がってくる可能性が高いので、買い方には注意が必要です。
通常、公式のリセールチケット会社から購入すると、開催がない場合は全額返金になります。
ちなみに、ここ10年で値段が高かったワールドシリーズとしては、やはり2016年のカブスのホームゲームになります。
購入するタイミングにもよるのですが、2016年のリグレーフィールドのカブスのホームゲームでは、立ち見で2000ドル以上、指定席は第4戦で3700ドルという金額でした。