2022年11月16日(日本時間17日)は、サイヤング賞の発表があり、アメリカンリーグののサイヤング賞は、ヒューストン・アストロズのジャスティン・バーランダー投手が3度目の受賞となりました。
アメリカンリーグのサイヤング賞
ジャスティン・バーランダー投手(アストロズ)
所属チーム ヒューストン・アストロズ
背番号 #35
右投右打
1983年2月20日生まれ
出身国 アメリカ
オールスターゲーム(9度) 2007、2009、2010、2011、2012、2013,2018、2019、2022
個人賞 新人王(2006)、サイヤング賞(2011、2019、2022)、MVP(2011)
2022年の年俸 $25,000,000(約34億8500万円)
2004年にデトロイト・タイガースの1巡目(全体2位)で指名されたバーランダー投手。その頃のタイガースと言えば、MLB最弱のチームとなり、2003年は119敗をするようなチーム状況でした。
しかし2006年にバーランダー投手を中心に勝利を重ねワイルドカードでプレーオフに進むとヤンキースを破るなど快進撃を続け22年ぶりのリーグ優勝を成し遂げました。バーランダー投手はまさに弱小タイガースを蘇らせた象徴ともいえる存在でした。タイガースでは2度のワールドシリーズの舞台を経験するも優勝を経験することができませんでしたが、移籍したヒューストンで2017年に悲願のワールドシリーズ制覇。そして2022年に自身、そしてチームも2度目のワールドシリーズ制覇を達成しました。2022年のサイヤング賞の獲得でまた1つ勲章が加わりました。
勝利 | 敗戦 | 防御率 | 登板数 | 投球回 | QS | 奪三振 | 奪三振率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | 4 | 1.75 | 28 | 175 | 21 | 185 | 9.51 |
被安打 | 失点 | 自責点 | 被本塁打 | 与四球 | 被OPS | K/BB | WHIP |
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116 | 43 | 34 | 12 | 29 | .497 | 6.38 | 0.83 |
投票結果
1位票(7点)、2位票(4点)、3位票(3点)、4位票(2点)、5位票(1点)で計算されます。その結果、バーランダー投手は1位票満票でサイ・ヤング賞に選出されました。大谷翔平投手は82ポイントで4位でした。2位票は2番目に多かったのですが全体票では4位でした。
1. ジャスティン・バーランダー(HOU) 210ポイント – : 30 (1位票)
2. ディラン・シーズ(CWS)97ポイント – : 14 (2位票), 10 (3位票), 5 (4位票), 1 (5位票)
3. アレク・マノーア(TOR)87ポイント – : 7 (2位票), 13 (3位票), 10 (4位票)
4. 大谷翔平(LAA): 82ポイント – 9 (2位票), 7 (3位票), 12 (4位票), 1 (5位票)
5. フランバー・バルデス(HOU) 14ポイント – : 1 (4位票), 12 (5位票)
6. シェーン・マクラナハン(TB)10 ポイント – : 1 (4位票), 8 (5位票)
7. シェーン・ビーバー(CLE)5ポイント – : 1 (4位票), 3 (5位票)
8. ネスター・コルテス(NYY)3ポイント – : 3 (5位票)
9. ゲリット・コール(NYY) 1ポイント – : 1 (5位票)
9. ケビン・ガウスマン(TOR)1ポイント – : 1 (5位票)
※投票情報はこちらの記事を参考にしました。