ザンダー・ボガーツ選手、J.D.マルチネス選手など打線の主軸を担っていた選手が移籍したレッドソックスですが、2023年の打線について報じられています。1番バッターに誰を置くのか? 多くのマスコミは、9,000万ドルで獲得した吉田正尚選手がリード・オフにぴったりだと推測していますが、まだ決まってはいません。
2022年の1番バッター
レッドソックスは2022年に8名の選手が1番バッターを担いました。カッコ内の数字は先発出場した試合数です。
トミー・ファム (45)
キケ・へルナンデス (43)
ジャレン・デュラン (39)
トレバー・ストーリー(15)
ロブ・レフスナイダー(13)
クリスチャン・アローヨ (4)
ジェイリン・デイビス(2)
フランシー・コルデロ (1)
しかし上記のメンバーは総合的には良くありませんでした。1番打者の成績は、 30球団中、打率が19位、出塁率が27位、本塁打数24 位でした。 それではなぜ吉田選手が新チームのリード・オフを務めることが優先されないでしょうか?
コーラ監督の方針
コーラ監督は、まだ決まっていない。1番を務めるかもしれないし、クリーナップを任せるかもしれない。とコメントしています。
レッドソックスを代表打者であるラファエル・デバース選手は、主に2番を打っておりOPSは .922を記録しております。吉田選手を1番に置くと左打者が並びます。コーラ監督は「デバース選手を2番で起用し、左打者を並べない事」を考えています。すると3番はドジャースから移籍したジャスティン・ターナー選手が有力です。仮に1番に右打者を置くならば2021年シーズン後半に活躍し、ポスト・シーズンでも活躍を見せたへルナンデスが最有力候補です。
吉田選手は4番を務める可能性があると言う事です。吉田選手は三振の少ないコンタクト・ヒッターであり1番バッターの適正がありつつ、パンチ力もありますので4番を任す事もできそうです。
年度 | 試合 | 打席 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 四球 | 三振 | 打率 | 長打率 | 出塁率 |
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2016 | 63 | 258 | 35 | 67 | 17 | 0 | 10 | 34 | 0 | 25 | 34 | .290 | .494 | .360 |
2017 | 64 | 268 | 42 | 71 | 11 | 0 | 12 | 38 | 1 | 38 | 32 | .311 | .518 | .410 |
2018 | 143 | 598 | 77 | 165 | 37 | 2 | 26 | 86 | 3 | 69 | 74 | .321 | .553 | .403 |
2019 | 143 | 610 | 92 | 168 | 24 | 2 | 29 | 85 | 5 | 79 | 64 | .322 | .543 | .413 |
2020 | 120 | 492 | 55 | 143 | 22 | 1 | 14 | 64 | 8 | 72 | 29 | .350 | .512 | .453 |
2021 | 110 | 455 | 61 | 132 | 22 | 1 | 21 | 72 | 0 | 58 | 26 | .339 | .563 | .429 |
2022 | 119 | 508 | 56 | 138 | 28 | 1 | 21 | 88 | 4 | 80 | 41 | .335 | .561 | .447 |
通算 | 762 | 3189 | 418 | 884 | 161 | 7 | 133 | 467 | 21 | 421 | 300 | .327 | .539 | .421 |
さて、レッドソックスがどのような打者を組むのかが楽しみです。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)