アメリカ野球殿堂入り式典（インダクションセレモニー）が開催されるクーパーズタウン。2025年にぜひ行ってみたいとお考えの方に、どのような方法があるかご案内いたします。
自力で行ってみる
インダクションセレモニーは自力で行くという選択肢もございます。
ただ、小規模な街に数万人が押し寄せるイベントです。ご自身で行く場合は様々なことを想定する必要があります。
ホテル・レンタカー
基本的にはレンタカーでのアクセスになり、クーパーズタウンには期間中はホテルの空きがないので、オールバニーを拠点に動くことになります。
オールバニーの空港周辺のホテルの相場は、1泊3万2000円（200ドル）から4万8000円（300ドル）前後となります。
仮に3泊した場合は、10万円から14万円前後の宿泊費がかかります。
オールバニーでレンタカーを借りる場合、1日あたり2万円（130ドル）から150ドルぐらいはかかります。
3日間で約6万円前後の予算が必要です。
駐車場
クーパーズタウンの無料の駐車場のスペースは、数が少ないため、無料の駐車場に止めるのはかなり難しくなります。
民家が有料で停めさせてくれると思いますので、1日30ドルから50ドルぐらいの駐車料金は想定したいところです。
土曜日のパレード
パレードは無料で見ることができます。
パレードは夕方に始まりますので、昼間は、野球殿堂博物館を見学したり、クーパーズタウンの街中で元選手のサイン会がある（有料）ので、それに参加したりして楽しみます。
野球殿堂博物館の入場は30ドルになります。
サイン会は2024年は7月20日は、ペドロ・マルチネス氏、エドガー・マルチネス氏、リッキー・ヘンダーソン氏などが行っております。
日曜日のインダクションセレモニー
広大な敷地での開催となり、後方の芝生エリアは無料になります。
ただ、ステージは見えず、スクリーンもそれほど大きくはないので、マイクの声を聴くというイメージになります。
ステージ前のVIPエリアは、3セクションに分かれており、前が家族、その次が関係者、一番後ろのセクション3の一部が野球殿堂博物館の高いクラスのメンバーシップを申し込みしている方用になります。
野球殿堂博物館の高いクラスのメンバーシップは、1名様の場合は約60000円（375ドル）、2名様の場合は約80000円（500ドル）のメンバーシップ料金がかかります。
基本的にはセクション3の前は、ツアー会社などが座席を抑えているため、野球殿堂博物館の高いクラスのメンバーシップの方は、セクション3の後方自由席になります。
2024年のケースだと、12時の開門（VIP席のエリア）で9時前には並び始めており、かなりの列ができておりました。
VIP席といっても限られたエリアの自由席のため、かなりの労力が必要になります。
月曜日のラウンドテーブルへの参加
月曜日に行われる殿堂入り選手によるQ&Aセッションへの参加には、別途チケットが必要になり、野球殿堂博物館のメンバーのみが申し込みできるイベントになります。
こちらは10ドルが例年の価格になりダブルデーフィールドで開催され自由席になります。
最も安いメンバーシップは60ドル（年間）になります。
この日は、野球殿堂博物館にその年に殿堂入りした選手の盾（プレート）が飾られます。
野球殿堂博物館の入場は30ドルになります。
土曜日と月曜日に野球殿堂博物館に行くことを前提にする場合は、最も安いメンバーシップに申し込みされるほうが得感があります。
まとめ
自力で行く場合でもホテル、レンタカー代、ガソリン代は最低限かかります。
また行く時間帯によっては、駐車場に止めれるかという問題も出てきてしまいます。
その上で、良い内容にするために、野球殿堂博物館の高いメンバーシップに申し込みをしても、インダクションセレモニー当日の長蛇の列があったり、チケットは基本的には国際配送にはならない見込みのため、
開催週に野球殿堂博物館にコンタクトしてWILLCALLにしてもらうなど、手間がかかることは念頭に置くべきかと思います。
自力で行く場合の主な概算（航空券は除く）
ホテル代（3泊）約14万円（マリオット・アルバニー）
レンタカー代（7/25-7/28） 約72000円
ガソリン代 約15000円
メンバーシップ（VIP席用）約80000円（2名分）
駐車場（クーパーズタウン）0円から約15000円
ラウンドテーブルのチケット 約3200円（2名分）
二人の場合は、ホテル代、レンタカー代などが半分になるので、一人当たりの金額は、駐車場代を有料にした場合で約162600円になります。
一人で行く場合は、約29万円となります。
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