ニューヨーク滞在中にMLBの試合が無い日が1日ありました。この1日を観光やショッピングに充てることもできますが、野球観戦の旅を実行されている方は、ヤンキースのマイナー・チームの本拠地でありますStaten Island Yankeesを訪れてみては如何でしょうか?
地下鉄とフェリーで移動
マンハッタン島の南、スタテン・アイランドにヤンキースマイナー球団のホーム球場はあります。地下鉄1番ラインの乗り終点のSouth Ferry駅で下車します。地上にあがると目の前にフェリー乗り場があります。このStaten Island Ferry Whitehall Terminalからスタテン・アイランド行きの無料のフェリーが30分毎に出ています。
観光客、通勤客、地元の住民などで待合室は混んでいましたが余裕で乗ることができました。観光客はデッキにあがり自由の女神やマンハッタンのビル群などの写真撮影に忙しくしています。このフェリーは観光船というよりも輸送船ですが、軽食、ドリンクを販売していましたしトイレもありますので安心です。
フェリーは約30分でスタテン・アイランドに到着します。球場は到着前の船上から見えますから下船した後の球場の方向は把握できます。球場へは徒歩10分程度の距離です。
球場に入場
球場に行くとたまたまアマチュアの試合が行われておりましたので観戦することにしました。午前11:00から立て続けに3試合が行われましたが全試合を観ても観戦料は$10です。手にスタンプを押してくれますので一旦球場外に出ることもできます。球場内にはチーム・ストアがありますのでヤンキース(メジャーもマイナーも)のグッズを販売しています。レアなお土産を買うにはいいかもしれません。
球場内を見回します。マイナー・チームに所属していた有名選手の写真が壁を飾っていますし、レジェンド選手の写真入りレリーフも展示されています。バックネット裏の席からはマンハッタンの摩天楼が見えます。
この日はMAAC Baseballというリーグの準決勝が開催されていました。プロ・リーグの試合ではないものの野球目的の旅行者には有意義な時間を過ごせますのでお勧めできる観光地です。全席自由席ですのでバックネット裏、一塁側とさまざまな席から観戦しました。5月下旬の晴天時は意外と日差しが強いので日陰での観戦をお勧めします。球場内ではホット・ドックや水を販売しています。合計で$10でした。アルコールは14:00以降でないと販売しません。もしもヤンキースのマイナー・チームの試合を観戦するならばシーズンは6月~8月ですので、この時期に訪れるといいと思います。
ファールボールをキャッチしましたが係員が回収に来ました。プロの試合ならばファールボールはプレゼントされますがアマチュアの試合は回収されます。外野スタンドが無いので帰り際に場外に打ち込まれたホームラン・ボールを探してみました。みごと発見しました。(笑)
マンハッタンに戻るフェリー
マンハッタンに戻るフェリーも行きと同様に30分毎に出ています。1試合のみを観戦しフェリーでマンハッタンに戻りました。
※2018年5月24日に現地を訪問し調査した情報より