2021年2月10日にアメリカ・ニューヨーク州のクオモ知事が2021年のイベント観戦についてのガイドラインを発表しました。
これは10,000席以上の収容能力のあるスタジアムやアリーナについては定員の10%までの入場を許可するというものです。ヤンキースタジアムとシティ・フィールドの収容人数は各々52,325人と41,922人ですので、2021年に球場で観戦できるファンは4,000人~5,000人程度であると予想されます。
入場の際にはマスク着用、アルコール消毒液での手洗い、ソーシャルディスタンスの確保は要求されますし、イベントの72時間以内にPCR検査を受けて陰性であることを証明する必要があります。
また、ニューヨーク州以外の野球場でもおそらく同じようなガイドラインが示されると思います。例えばダルビッシュ投手移籍したサンディエゴのペトコパークでは、最大収容人数を10,000人~12,000人になる可能性があり、シーズン・チケットを持っているファンだけに限定するという情報もあります。
2021年について無観客試合は回避する方向で調整しているようですが、入場者できるファンの人数や属性などが限定される可能性が高いと思われます。これらの方針は新型コロナ・ウィルス(COVID-19)の感染状況、ワクチンの投与の状況で変更されると思います。
引き続き各球場のファン入場のガイドラインにつきましては情報が得られましたらコラムで紹介したいと思いますが、2021年も日本からアメリカ本土への観戦旅行は見合わせることになりそうです。