MLBの個人賞は、いよいよ今週、各賞が発表されます。11月14日(日本時間11月15日)は、まず新人王から発表され、翌日は最優秀監督賞が発表されます。
ここでは、最優秀監督賞にノーミネイトされた各リーグ3名の監督をご紹介します。
アメリカンリーグの最優秀監督賞ファイナリスト
今年のアメリカンリーグは、中地区優勝に導いたクリーブランド・ガーディアンズのテリー・フランコーナ監督、21年ぶりポストシーズンに導いたシアトル・マリナーズのスコット・サービス監督、前評判を大きく覆し最後までプレーオフ争いをしたボルチモア・オリオールズのブランドン・ハイド監督がファイナリストに選出されました。
テリー・フランコーナ監督(ガーディアンズ)
ガーディアンズの監督として10年目の今季、92勝70敗の成績を残しガーディアンズを中地区優勝に導きました。
出身国 アメリカ
生年月日 1959年4月22日 (63歳)
ブランドン・ハイド監督(オリオールズ)
今シーズンのMLBの最も驚くべき出来事の1つはオリオールズの躍進と言えるかもしれません。過去4シーズンは、2021年52勝110敗、2020年25勝35敗、2019年54勝108敗、2018年47勝115敗と散々な成績でしたが、今シーズンは、83勝79敗と勝ち越し東地区4位となりました。東地区上位3チームはポストシーズンに進むオリオールズは9月後半までポストシーズンの可能性を残す戦いをしました。
出身国 アメリカ
生年月日 1973年10月3日 (49歳)
スコット・サービス監督(マリナーズ)
2年連続で90勝を挙げる結果を残し、マリナーズを21年ぶりのポストシーズンに導きました。
出身国 アメリカ
生年月日 1967年6月4日 (55歳)
ナショナルリーグの最優秀監督賞ファイナリスト
今年のナショナルリーグは、球団新記録の111勝を挙げたドジャースのデイブ・ロバーツ監督、2016年以来雄ポストシーズンにメッツを導いたバック・ショーウォルター監督、ブレーブスを地区5連覇に導いたブライアン・スニッカー監督がファイナリストに選出されました。
デイブ・ロバーツ監督(ドジャース)
2022年のドジャースを球団新記録となる111勝に導きました。
これはMLBの歴代4位のレギュラシーズンの成績となります。
出身国 日本沖縄県生まれ アメリカ国籍
生年月日 1972年5月31日 (50歳)
バック・ショーウォルター監督(メッツ)
ニューヨーク・メッツの指揮官として101勝という1986年のワールドシリーズ制覇以来の好成績を残しました。レギュラシーズンの最後は息切れをして、東地区のタイトルはブレーブスに譲りましたが、2016年以来のポストシーズンに導きました。
出身国 アメリカ
生年月日 1956年5月23日 (66歳)
ブライアン・スニッカー監督(ブレーブス)
レギュラシーズンの終盤に強さを見せて9月のメッツ戦で首位メッツをスイープし、結果的にメッツと同じ101勝だったものの、メッツとの対戦成績が上回り地区5連覇に導きました。
出身国 アメリカ
生年月日 1955年10月17日 (67歳)