MLBオールスター　ホームランダービー

MLBオールスターゲームと並び、オールスターの目玉の1つになるのがホームランダービーです。
ホームランダービーは、オールスターゲームの前日に開催されます。
MLBのホームランダービーは、1985年から始まりました。
過去のホームランダービーでは、ケン・グリフィー・ジュニアが2連覇を含む、3度の優勝をしています。

デンバーから生の情報をお届けします（2021年7月10日から13日）

【デンバーより】2021年MLBオールスターウィーク　レポート（7月10日土曜日）

イベント

ホームランダービーの開催されるのはオールスターゲームと同じスタジアムになります。
イベント前に行けば、サインをしてくれることもありますので、ここは早めに行きたいところです。
2021年のデンバーのオールスターでの開門時間とイベント開始時間は以下のようになっていますので、これがゲートオープンの時間の目安になります。

2021年7月12日（月）　デンバー　クアーズフィールド
ゲートオープン　午後3時（デンバー時間）
ホームランダービー開始　午後6時（デンバー時間）

開始時間

アメリカ国内には4つのタイムゾーン（ET、CT、MT、PT）がありますので、時差があります。
例えば、ニューヨークで開催されるビッグイベントは、大体午後7時から午後8時に始まります。
しかし、ロサンゼルスで全国放送のイベントが開催される場合、ロサンゼルスの時間で午後7時に始まることはほとんどありません。
ニューヨークの午後7時に合わせる場合、ロサンゼルスは、午後4時となり、この時間からイベントが始まります。

ですので、MLBオールスターにしてもスーパーボウル、レッスルマニアにしても全国放送があるビッグイベントが西海岸で開催される場合、開始時間は早いです。このことは常に念頭においてください。

ホームランダービーの座席について

ホームランダービーをどこで見るかは難しい選択です。
ホームランボールを取りたい、ということであれば、外野席になりますし、打者のスイングなど間近で見たいとなると1階席です。
雰囲気を感じることが目的という場合は、3階席でもホームランの球筋は観やすいと感じると思います。
ここでは、過去の観戦より座席をご紹介いたします。

外野席から見るホームランダービー

2010年　アナハイム　エンゼルスタジアム

西海岸で開催されるオールスターは時差の関係で早い時間にスタートします。
外野席というのは、基本的には、太陽を正面から受けることになります。
またホームランが飛び込むとモッシュ状態になります。
そのため、かなり気合の入ったファンでないと厳しいエリアになります。

1階席から見るホームランダービー

2017年　マイアミ　マーリンズパーク

観戦記

1階席で観戦するホームランダービーはやはり迫力があります。
値段が高くなりますが、メジャーリーガーの迫力は存分に味わうことができます。

3階席から見るホームランダービー

2018年　ワシントン　ナショナルズパーク

3階席での観戦でもホームラン自体が見やすく感じるので、雰囲気を感じるのであれば、悪くはありません。
しかし、選手の顔をはっきり見るということなどに関しては、3階席では期待できませんので、迫力を重視するのであれば、3階席は外さないといけません。

ホームランダービーのチケット代

オールスターのような「お祭り」のイベントは、開催地というのもチケット代に大きく影響します。
あくまでもコロナの前の例で行けば、アリゾナやカンザスシティなど中部の街で開催されるオールスターは、チケット代も比較的安い傾向にあります。
ところが、ニューヨークやロサンゼルスなどの場合、チケット代が高くなります。
ひと昔前は、定価チケットが出ることもなかったオールスターですが、ここ何年かはリリースされています。アメリカの場合、定価だから安いというわけではなくイベントの人気度に見合うような価格になるので、定価でも高いということも多々あります。

2017年のマイアミで開催されたホームランダービーの場合、段階的に定価チケットがリリースされていきました。一応、マイアミの場合、アッパー席で250ドル、外野席で310ドルでした。
ここで知っておいてもらいたいのは、ホームランダービーですので、ホームランが飛び込む外野席のほうが価格が高い傾向にあるということです。
ですので、一般的な野球観戦の感覚で「外野席で安く」というのはホームランダービーでは当てはまりません。
また、3階席でも250ドルぐらいするのがホームランダービーということも覚えておいてください。
大都市で開催されるオールスターは、これよりも高くなる傾向ですので、観戦チケットに関しては、しっかり予算を組むようにしてください。