MLBと言えばヤンキース。最も人気がある球団であり、最もアンチファンの多い球団と言えるのではないでしょうか? それはやはりヤンキースがMLBの中心球団であることの証明でしょう。そのヤンキースの本拠地がニューヨークのマンションの北部にあります。午後の早い時間に地下鉄で球場最寄り駅に移動し球場の周りを散策してみましょう。
スタジアムを一周する
地下鉄4番ラインを利用しヤンキースタジアムへ。161st Yankee Stadium駅を下車すると目の前に球場があります。試合開始時間の3時間半前に到着しましたがすでに6番ゲートには行列ができていました。それはヤンキースの人気だからであり、週末の試合であり、さらに言いますと大谷翔平選手のエンゼルスが初めてヤンキースタジアムで試合をする日だからでしょう。
では球場を一周してみましょう。地下鉄の駅から一番近いゲートはゲート6です。電車が駅に到着する直前に球場が見えます。改札口を抜けて外に出た所がもうヤンキースタジアムです。このゲートは試合開始2時間前にオープンしますが、私が観戦した2試合は2時間半前にゲートが開きました。チケットが完売していたらしいですし早くから行列ができていたからそう判断したのでしょうか? 球場には時間の余裕を持って行きましょう。このゲート6の周辺が一番にぎやかです。チームストアムがありますし、路上でもヤンキース・グッズを売る露店が出ています。
ゲート6から時計回りに歩くとゲート4にたどり着きます。ここはバックネット裏に位置しますのでSuite席のチケットを持った観客専用のゲートもあります。球団のチケット売場もあります。マスコミの出入口もあります。開門時間が試合開始90分前ということもあり行列はできていませんでした。VIP席の観客は開門時間もしくは開門後にゆっくりと入場するようです。
さらに時計回りに歩くと次にゲート2が現れます。ここはレフト席付近の出入口ですが、ここの開門時間も試合開始90分前だからか行列はできていませんでした。小さな公園や駐車場に隣接したゲートですが、もっとものんびりとしたゲートと言えるでしょう。
そしてさらに歩くと最後のゲートであるゲート8にたどり着きます。地下鉄の高架線路と道路に隣接したゲートですので歩道は狭いです。壁面にはヤンキースに所属したレジェンド達を紹介する大きなパネルがはめこまれていました。ここはセンター席付近つまりブリーチャー席に近いゲートですので熱狂的なファンが集う場所と言えるでしょう。このゲートは試合開始2時間前にオープンしますので行列が出来ていました。
レジェンドたち
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旧ヤンキースタジアム跡地
地下鉄を降りて左の方向が旧ヤンキースタジアム跡地です。そちらに目をやると球場があり、陸上競技場があり、アメフトグラウンドがあります。若者たちが野球の試合をし、陸上競技の練習に勤しんでいました。大都市マンハッタンに隣接して存在するアスリートのための公園ですね。別の記事にも書きましたが、メトロ・ノース鉄道の駅もこの旧ヤンキースタジアム跡地の一角にあります。
球場周辺のショップ
ゲート6の近く、道路を隔てたところに沢山のショップやスポーツ・バーが並んでいます。もちろんチームストアにも多くのお土産品を販売していますが、球場周辺のショップでもさまざまなグッズを販売しています。チームストアには置いていないユニークなデザインのTシャツ、昨年まで販売していたTシャツをはじめとしたアパレル類、移籍した選手のジャージなどが球場内よりも安く、商品によっては半額以下の特別価格で販売しているケースもあります。掘り出し物を探して一軒一軒ゆっくりと、じっくりと巡ってみましょう。
ヤンキース時代のイチロー選手のレプリカ・ジャージ(背番号31)を発見しました。サイズは2XLでしたので購入には至りませんでしたが。さらに、エンゼルス戦ということもあり、大谷翔平選手のTシャツを販売しているショップも一軒だけ見つけました。ロード・チームのTシャツを販売するほど大谷選手の注目度が高いことがうかがえます。
開門時間までをのんびりと過ごす、昼食とアルコールを楽しみたい方はこれらショップの並びに何軒かスポーツ・バーがあります。のぞいてみて下さい。
※2018年5月25日に現地を訪問し調査した情報より