アメリカ大使館から2021年5月19日(日本時間)に送信されたメールによりますと、ワシントンDCでは新型コロナ・ウィルス(Covit-19)の感染状況をフェーズ2とし、収容人数制限等の規制の解除・緩和に関する市長令を発令するとともにマスク着用ガイダンス更新版を発出しました。
抜粋しますと、
1.フェーズ2規制の解除・緩和 (1)マスク着用義務の緩和(市長令II)※即時発効 ・企業体ほか全ての組織は、従業員がワクチン接種すること及びDC保健局のマスク着用ガイダンスを遵守することを奨励すべきである。 ・ワクチン接種完了者はマスク着用ガイダンスに記載されている特定の状況を除き、マスク着用の必要はない。 |
(4)スポーツ及びレクリエーション(VI) ・5月21日(金)午前5時から、COVID-19関連の制限なしに高接触スポーツを再開できる。 これを受けてワシントン・ナショナルズは2021年6月10日(現地時間)のホーム球場での試合から入場者数を100%にすると発表しました。 |
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また、在ニューヨーク日本国総領事館から2021年5月19日(日本時間)に送信されたメールでも同様の発表があった事を伝えています。
抜粋しますと、
州の社交場制限を超える大規模なイベントの場合 ・ワクチン接種を完了している参加者は、ワクチン接種を完了している人のみに指定された場所では、6フィートの間隔を設けることなく、定員の100%の人数で直接隣り合って配置することができる。マスクの着用は任意。なお、会場では、ワクチン接種の状況を確認する必要がある。 |
では各球団の対応は如何でしょうか? 最近入手した球団からのメールの一部を抜粋して紹介します。
コロラド・ロッキーズ
2021年5月21日(現地時間)のコロラド・ロッキーズのホームゲームから、クアーズフィールドではマスクは不要になりましたが、完全にワクチン接種されていない人は引き続きマスクの着用を推奨します。 |
ニューヨーク・ヤンキース
球場の一部分ですがワクチンを接種したお客様に限定したチケットの販売を開始しました。完全にワクチン接種された座席セクションを設け、そのセクション内では座席間に物理的な距離がない状態のチケットをフル・キャパシティーで販売します。 |
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ワクチン接種席 ・紺色のセクション:5/21~6/2に開催されるチケット ・水色のセクション:6/4~6/6に開催されるチケット(追加) |
シアトル・マリナーズ
5月27日から6月2日までのホーム球場で開催される試合について、ワクチンを接種したお客様に限定したチケットの販売を開始しました。完全にワクチン接種された座席セクションを設け、そのセクション内では座席間に物理的な距離がない状態のチケットをフル・キャパシティーで販売します。 |
各球場の方針を要約しますと
・ワクチンを完全に投与したお客様はマスク無しでの観戦を認める。 |
・ワクチンを完全に投与したお客様のみが観戦できるセクションを設け、そこは新型コロナ・ウィルスの感染前の状態(つまり席の間隔を空けずに)チケットを販売する。 |
・ワクチンを完全に投与したという証明書が必要。 |
現地で観戦される方はトラブルを回避するためにも各球団の公式HPを閲覧し最新情報を入手しましょう。
関連情報
ターゲット・フィールドの入場者数増加へ |
(※2021年5月20日~5月22日各球団からのメールを抜粋)