イチロー氏はマリナーズの野球殿堂へ入会します。入会を祝うイベントが本日2022年8月26日(金)(※日本時間8月27日(土))から3日間開催されます。
入会にあたりダニエル・クレイマー氏の記事を抜粋して紹介します。
イチローのキャリア
イチローは、3 年前に東京ドームで 45 歳までマリナーズで合計14 シーズン所属しその役割を果たしました。彼はヤンキースとマーリンズでもプレーしましたが、日本を含む彼の 28 年間のプレー・キャリアで常にマリナーズへ親近感を持っていました。そして今週末マリナーズの殿堂入りを果たしたシアトルのフランチャイズのアイコンは、マリナーズの史上最高の選手の 1 人として正当な地位を占めることになります。
What is your favorite Ichiro moment? #IchiroWeekend pic.twitter.com/Upl1XeSY48
— Seattle Mariners (@Mariners) August 26, 2022
「私の野球のキャリアの中で、こうなるだろうと言えるような時期は一度もありませんでした。ですから心から感謝しています」と、イチローは2001 年にマリナーズに入団した時に語った。それが21年後の2022年には、2015年にマリナーズの殿堂入りしたジェイミー・モイヤー以来、7年ぶりの10人のメンバーとして名を連ねます。
このイベントのためにケン・グリフィー・ジュニアもシアトルに来ていますが、イチローは「本当に信じられない」「私はこれを信じることができません。今日ジュニアに会ったけれど、彼こそが本当のスターなんだ。」と言った。
Just a few legends hangin' out on #IchiroWeekend. pic.twitter.com/NHiJ6PWM4P
— Seattle Mariners (@Mariners) August 27, 2022
引退について
イチローが引退後に直面すると思われた最大の空白は、「彼がプレーすることへの情熱と、グローブを外すのがどれほど難しいか」ということでした。それについて彼は詳しく説明しました.
「その質問はよく受ける」 「でも、私のキャリアが東京ドームで終わったこと、そしてファンが私を受け入れたことがより簡単な(引退の)出口を作っている理由です。」「もちろん走ったりしているときは、まだプレーできる気がします。フィジカル的にはまだまだプレイできる感じです。しかし感情的には、自分にふさわしい方法で終えることができたので、この事が他のすべてのものを打ち負かしました。」
今の仕事
引退後まもなく、イチローはマリナーズの特別顧問として働き始め、基本的に春季トレーニングとレギュラー・シーズン中のほとんどのホーム・ゲームでアシスタントコーチを務めました。彼が仕事をしているときはほとんどの場合、ユニフォームを着て、ベースを走ったり、ボールを打ったりします。「私は選手のところに行って、選手に話したり、アドバイスをしたり、はしません」 「もし、選手の方から私のところに来たら、私たちは話します。私は選手に私の考えを伝えます。」とイチローは言いました。
彼が言及した選手の中には、フリオ・ロドリゲスも含まれます。ロドリゲスが少なくとも来年から7 年間はシアトルとの契約に署名しようとしていると報じた数時間後、イチローは アメリカン・リーグの新人王の本命であるスターから何を発見でくりかを尋ねられました。
「フリオはすべてのツールを持っているかもしれません」「しかし毎日何かを達成するためには、自分自身で毎日準備することが重要です。フリオは21歳ですが、これができる人物であると感じます。」とイチローは言いました。
入会セレモニー
明日土曜日に入会セレモニーが行われ、イチローがシアトルのファンにメッセージを伝えます。「彼はスピーチの原稿を作成することにとても緊張した。」と冗談を言い、さらにこの事が「私が経験した2番目の潰瘍」とも言った。(※イチロー氏は第2回WBC終了後に胃潰瘍のため開幕戦から欠場しています。)
そして、2025年に米国野球殿堂入りする資格を得る初年度に入会の可能性が高い彼自身を振り返りイチローは締めくくった.「終わりがとても重要だと感じています。」 「物事を終わらせるのは難しいことです。その終わり方を考えるとそれを行う方法は他にありません。」「だから、プレーしなくてよかったと思っている」とイチローは語った。
明日はテレビで放送されるであろうイチローのスピーチを視聴しましょう!
(※このコラムはこちらの記事を参考にしました。)