30球場の見どころ(アメリカンリーグ)
各球場とも個性がありボール・パークの名前のとおりファンを引き付ける見どころを備えています。その30球場で最もお勧めできるポイントをまとめた記事が2021年5月23日(アメリカ時間)にリリースされました。その記事から抜粋してご紹介します。あくまで一記者の評価ですので、紹介されたポイント以外にも名物は沢山あります。是非球場を訪れてご自身の目で確認して頂きたいと思います。2021年6月2日のコラムではナショナル・リーグ15球団のホーム球場の魅力的なポイントをご紹介しました。
今回はアメリカン・リーグです。
アメリカン・リーグ
東地区
チーム名・見どころ |
寸評 |
写真 |
トロント・ブルージェイズ/ロジャース・センター 新しい試み、目新しさ(The novelty of it all) |
2021年は新型コロナ・ウィルスの感染影響でブルージェイズのホームでの試合はフロリダ州ダニーディン、6月1日以降はニューヨーク州バッファローで開催しています。メジャーの公式戦をマイナー球場で開催する事自体が真新しく、新しい試みであると記事で紹介しています。 |
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ボルチモア・オリオールズ/カムデン・ヤード ライト席後方の駅舎(The B&O Warehouse in right field)
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B&O(ボルチモア・アンド・オハイオ)鉄道の駅舎をチーム・ストアやコンセッションとして再利用しています。駅舎から有機的にダウンタウンにつながっています。 ネオクラシック・タイプの球場デザインの走りで以降多くの球場が参考にしています。 |
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タンパベイ・レイズ/トロピカーナ・フィールド 右中間席後方の水槽(The Touch Tank) |
トロピカーナ・フィールドの右中間席後方には水槽があり、その中をマンタ(Ray)などの海の生物が泳いでいます。ファンはそれらに触る事もできます。残念ですが2021年で水槽は閉鎖されるようです。 |
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ボストン・レッドソックス/フェンウエイ・パーク グリーン・モンスター(The Green Monster) |
言わずと知れたフェンウエイ・パークの名物と言えばレフト後方にそびえるグリーン・モンスターですね。壁の上部には客席があります。2021年大谷選手は体勢を崩しつつも片手一本でグリーン・モンスター越えのホームランを打ちました。 |
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ニューヨーク・ヤンキース/ヤンキースタジアム モニュメント・パーク(Monument Park) |
ヤンキースタジアムの名物と言えばやはりモニュメント・パークでしょう。ヤンキースタジアムを新築する際には長い間議論されましたが、ヤンキースに所属したレジェンド達の偉業を称えるモニュメントは新旧問わず特別です。 |
中地区
チーム名・見どころ |
寸評 |
写真 |
クリーブランド・インディアンス/プログレッシブ・フィールド 食べ物(The food! ) |
すべての球場には郷土料理があります。 しかし、プログレッシブ・フィールドのように地元の料理を倍増させた球場はありません。プログレッシブ・フィールドには現在、少数の地元の醸造所があります。 また、この公園には独自のマスタードがあります!と記事では紹介しています。 |
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カンザスシティ・ロイヤルズ/カウフマン・スタジアム 噴水(The fountains) |
球場内の外野スタンドに沿って大規模な噴水があります。ホームチームのホームラン、アトラクションなどで噴水はより高く水しぶきを放ちます。 |
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デトロイト・タイガース/コメリカ・パーク どこでもタイガース(Tigers everywhere) |
球場のいたるところにチームの愛称であるタイガーをあしらった建物が点在しています。まさにタイガース愛を発揮した球場だと思います。 |
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ミネソタ・ツインズ/ターゲット・フィールド 居心地のよさ(It’s so cozy, even the bridges are cozy) |
記事ではこの球場での居心地の良さを紹介しています。ターゲット フィールドは、MLB スタジアムの中で最も面積が小さいのも居心地の良さにつながるのでしょうか?さらに、高速道路を渡るウォーキングブリッジがあります。 |
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シカゴ・ホワイトソックス/ギャランティードレートフィールド 爆発するスコアボード(The exploding scoreboard) |
記事では新しいスコアボードを紹介しています。実際にアップグレードされている新しいスコアボード、それは先祖返りとモダンを両立しています。心配しないでください。実際には爆発しません。 |
西地区
チーム名・見どころ |
寸評 |
写真 |
ロサンゼルス・エンゼルス/エンゼルスタジアム ラリー・モンキー(The Rally Monkey)
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ラリー・モンキーがアナハイムで存続し続けていますがこれは注目に値します。 そのワールド・シリーズから20年近く経ちますが、それでも彼はどこにでもいます。 |
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オークランド・アスレチックス/オークランド・コロシアム 野性的なファンたち(Those wild bleacher fans) |
オークランドの有名な応援です。クレイジーにドラムを叩くファンたちが壮観です。チームが勝っている時はより応援にも熱がこもります。 |
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ヒューストン・アストロズ/ミニッツメイド・パーク 蒸気機関車(The train) |
アストロズの名物はレフト席後方上部にある蒸気機関車です。ホームチームの選手がホームランを打つと機関車は動きます。 |
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シアトル・マリナーズ/Tモバイル・パーク さまざまな表情(All the different views) |
T-モバイル・パークほど多様で美しい万華鏡のような景色を楽しめるスタジアムはありません。T-モバイルパークでは、ウォーミングアップ中のリリーフ投手を間近に見ることができ、球場内のほぼすべてのバーから試合をはっきりと見ることができます。 |
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テキサス・レンジャース/グローブライフフィールド ゲームを節約するキャッチ(The game-saving catches) |
記事を書いた記者はまだこの球場を訪れていませんので、同僚からのコメントを紹介しています。 オーダー・メイドされたような球場であり、さまざまな種類の客席が入場者数に適した状態で提供されています。 |
以上の情報は2021年時点での各球場の見どころを紹介しています。
(※2021年5月23日のMLBの記事を参照)
チーム名変更による表記について
クリーブランドは2022年よりチーム名をインディアンスからからガーディアンズに変更されます。本件は2021年以前の記事ですので、インディアンスと表記しております。