クーパーズタウンでの感動のHall of Fame weekendの余韻に浸りながら次の目的地シンシナティに移動します。ここでの目的はドジャース戦の公式戦の観戦です。
飛行機の遅延に巻き込まれる
別の記事で今回のフライト・トラブルをまとめて報告しましたが、オールバニー空港から搭乗予定の飛行機の到着遅れの影響で、出発が1時間10分遅れと通知がありました。乗継便は定刻出発ですのでワシントンでの乗継ぎ時間はたった20分。結果的に予定していた飛行機には搭乗できませんでした。次の便へ振替てもらえましたが到着時間がほぼ試合開始時間です。今回の最初のレギュラーシーズン観戦からつまづきました。試合開始時間はシンシナティ上空にいました。
UBERで球場へ急行
シンシナティの空港は球場のあるダウンタウンに比較的近く自動車で約20分の距離です。UBERで直行したいところですが、大きなスーツケースを携帯していますし球場は預かってくれないと思います。スーツケースがターンテーブルから出てくる時間を利用し、球場に持ち込む荷物の分別をしました。そしてUBERの1つ目の行き先を宿泊ホテルに、2つ目の目的地をグレート・アメリカン・ボールパークと入力し手配しました。ホテルに荷物をドロップし球場に到着した時点で4回の表、ドジャースの攻撃でした。ピッチクロックの導入で試合時間が短縮された洗礼を受けました。参考までにシンシナティ空港のUBER乗り場は正面の道路ではなく、サイドの出入口から出たところのロータリーでした。
ホテルには19時44分到着予定。球場へは約40分の遅れで到着。
入場時に荷物検査とX線検査
グレート・アメリカ・ボール・パークもディ・バック系の荷物は持ち込めません。サイズの小さなバッグは持ち込めますが、やはり透明バッグがベストです。私は充電器、デジタルカメラ、iPAD、常備薬、中身の空のペットボトルなど袋に入れて小分けにしていましたので、中身の確認に多少時間を要しました。小分けの袋も透明がベストです。
さあ大谷翔平選手を観戦
グレート・アメリカン・ボールパークの観戦は2011年以来2回目の訪問で、合計4試合目の観戦です。座席はSEC119のN列。
バックネット裏のやや三塁寄り、ドジャース側に近い方で、前から10列目あたりの良席です。再販チケットのサイトから2月24日に購入済でしたが、このエリア定価$100前後のチケットを$140程度で購入しました。ドジャースタジアムで同じ場所は5倍の出費だと思います。ドジャースにとってはロードの試合ですがドジャース・ファンは少なくありません。
筆者の周辺もドジャース・ファンでしたので青色のシャツを着ていても身の危険を感じませんでした。この日はドジャースの勝利も大谷選手は不発でした。
2025年7月29日シンシナティ・レッズ対ロサンゼルス・ドジャース
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロサンゼルス・ドジャース | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 5 | 11 | 0 |
シンシナティ・レッズ | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 6 | 2 |
勝ち投手 アレクシス・ディアス(ドジャース)1勝0敗
負け投手 エミリオ・パガン(レッズ)2勝3敗22S
セーブ アレックス・ベシア(ドジャース)2勝0敗4S
本塁打 トミー・エドマン12号(ドジャース)、ジェーク・フレーリー6号(レッズ)、ノエルビ・マルテ7号(レッズ)
試合開始 7月29日(火)午後7時11分(シンシナティ時間)
試合時間 2時間54分
入場者数 36,135人
天候 曇り 33度
会場 グレート・アメリカ・ボール・パーク
ホテルへ戻る手段
試合終了時間は概ね22時。ホテルまで戻る手段としてUBER、路線バス(23時代まで運行)が候補です。筆者のホテルは球場からオハイオ川を渡った対岸です。オハイオ川は州境でもあり球場側がオハイオ州、ホテルはケンタッキー州です。Google Mapに問いかけれると徒歩ならば約30分の距離、歩けます。問題は治安でした。
幸いにも対岸には、ヒルトン、マリオットなど高級ホテルをはじめ10棟以上のホテルがあります。ドジャース戦ですから観客数も多いためジョン・A・ロブリング橋を徒歩で渡っている人も多数いました。筆者は決心しました。徒歩で帰宅しようと。宿泊ホテル直前で人の数は減りましたが、同じホテルに宿泊している人もいましたので無事到着できました。
こうして苦難続きのシンシナティ初日は終わりました。
シンシナティレッズ殿堂博物館に行こう(2025年7月30日)
この記事を書いた人
名前:五十嵐和彦
アメリカ野球殿堂博物館永久会員
(Life Time Membership)
プロフィール:1988年のキングドーム(シアトル)でのボストン戦がメジャーリーグ観戦の第一歩。その後1990年にはテキサスでノーラン・ライアン投手の試合を観戦。1995年には野茂英雄投手がメジャーデビュー戦をサンフランシスコで観戦。
イチロー選手がメジャーデビューした2001年にはシアトルでオールスターゲームを観戦。以降毎年渡米し2016年に30都市での観戦を達成した。
クーパーズタウンは、2024年を入れて6度の訪問をしており、うち4回は野球殿堂入りイベント(インダクションセレモニーなど)。
2025年は7月23日にオールバニー入りをし、クーパーズタウンでインダクションセレモニーを自身の目で見た後、8月9日のシアトルでマリナーズの永久欠番セレモニーを見届け、10日のイチロー氏のレプリカプラークの配布日までシアトルに滞在して日本に帰国するという旅程で渡米を決行。
滞在中、大規模なフライトのトラブルに見舞われ、大幅な旅程の変更を強いられたものの、何とか目的を達成することができました。