イチロー氏殿堂入りセレモニー クーパーズタウンからシアトル

クーパーズタウンセレモニー

基本情報

イチロー氏のアメリカ野球殿堂入りが決まった2025年。
アメリカ野球殿堂入りを果たしたイチロー氏は、まず2025年7月27日にクーパーズタウンで開催されるインダクションセレモニーに登場します。
その2週間後の8月9日は、シアトルで、永久欠番セレモニーの開催があります。
メジャーリーグ観戦ドットコムでは、編集長自らクーパーズタウンからシアトルまでのイチロー氏の祭典を現地で体験すべく、7月23日に日本を経ちました。
ここでは、編集長が見た現地の様子についてレポートをまとめます。

編集長のプロフィール

名前:五十嵐和彦
アメリカ野球殿堂博物館永久会員
(Life Time Membership)

プロフィール:1988年のキングドーム(シアトル)でのボストン戦がメジャーリーグ観戦の第一歩。その後1990年にはテキサスでノーラン・ライアン投手の試合を観戦。1995年には野茂英雄投手がメジャーデビュー戦をサンフランシスコで観戦。

イチロー選手がメジャーデビューした2001年にはシアトルでオールスターゲームを観戦。以降毎年渡米し2016年に30都市での観戦を達成した。
クーパーズタウンは、2024年を入れて6度の訪問をしており、うち4回は野球殿堂入りイベント(インダクションセレモニーなど)。

2025年は7月23日にオールバニー入りをし、クーパーズタウンでインダクションセレモニーを自身の目で見た後、8月9日のシアトルでマリナーズの永久欠番セレモニーを見届け、10日のイチロー氏のレプリカプラークの配布日までシアトルに滞在して日本に帰国するという旅程で渡米を決行。
滞在中、大規模なフライトのトラブルに見舞われ、大幅な旅程の変更を強いられたものの、何とか目的を達成することができました。

アメリカ野球殿堂入りとは

アメリカ野球殿堂では、メジャーリーグなどで傑出した成績を残した選手、または監督・コーチ他、、審判員など野球界の発展に大きく貢献した人物の功績を称え、全米野球記者協会のメンバーの投票により、殿堂入りを選出します。
殿堂入りの投票の対象となる選手は、MLBで10年以上プレーをし、引退してから5年が経過するという条件があり、その上で、全米野球記者協会のメンバーの75%以上の得票を獲得できれば、殿堂入りとなります。

表彰は1936年に始められ、2024年までに投手(84人)、野手(192人)、監督、審判員、貢献者の合計346人が表彰されています。
主な殿堂入り選手としては、タイ・カッブ 、ベーブ・ルース、サイ・ヤング、ルー・ゲーリッグ、テッド・ウィリアムズ、カル・リプケンJr 、ケン・グリフィーJr 、デレク・ジーターなど歴史に名を遺した選手の名前が並びます。

2025年は、アメリカ野球殿堂入りの資格を得たイチロー氏が満票に1票を呼ばなかったものの日本人選手として初めての殿堂入りを果たしました。

2025年野球殿堂入り選手

鈴木一朗氏

イチロー氏イチローという登録名で世界の野球ファンに知られる鈴木一朗氏は、2019年に引退し、2025年に殿堂入りを果たしました。

生年月日 1973年10月22日
プロ入り 1991年 /ドラフト4位
【経歴】
愛工大名電高校
オリックス・ブルーウェーブ (1992 - 2000)
シアトル・マリナーズ (2001 - 2012)
ニューヨーク・ヤンキース (2012 - 2014)
マイアミ・マーリンズ (2015 - 2017)
シアトル・マリナーズ (2018 - 2019)

CC・サバシア

CC・サバシア氏はインディアンス、ブルワーズ、ヤンキースで過ごした19年間のキャリアで251勝、3,093奪三振を記録し、クリーブランドでサイヤング賞を受賞、ヤンキースではワールドシリーズ優勝に貢献しました。

生年月日 1980年7月21日
1998年のMLBドラフト1巡目・全体20位でクリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)が指名

【経歴】
クリーブランド・インディアンス (2001 - 2008)
ミルウォーキー・ブルワーズ (2008)
ニューヨーク・ヤンキース (2009 - 2019)

ビリー・ワグナー

ビリー・ワグナー氏は2024年に73.8%の票を獲得しましたが、わずか5票及ばず殿堂入りを逃しました。2025年は殿堂入りできる可能性がある最終年となり(10年目)、最終年で見事殿堂入りを果たしました。
ワグナー氏は現役時代に通算422セーブを記録し、防御率2.31、9イニングの奪三振数11.9、奪三振率33.2%は歴代最高です。

生年月日 1971年7月25日 
1993年のMLBドラフト1巡目(全体12位)でヒューストン・アストロズが指名

【経歴】
ヒューストン・アストロズ (1995 - 2003)
フィラデルフィア・フィリーズ (2004 - 2005)
ニューヨーク・メッツ (2006 - 2009)
ボストン・レッドソックス (2009)
アトランタ・ブレーブス (2010)

ホール・オブ・フェイム・ウィークエンドの主なイベント

2025年7月26日 土曜日 パレード
2025年7月27日 日曜日 インダクションセレモニー
2025年7月28日 月曜日 ラウンドテーブル(殿堂入り選手によるQ&Aセッション)

2025年7月25日 編集長レポート 「ホール・オブ・フェイム・ウィークエンドがいよいよスタート!」

2025年7月26日 編集長レポート 「2025年野球殿堂入り レジェンド・パレード」

2025年7月27日 編集長レポート 「2025年野球殿堂入り Induction Celemony」

2025年7月28日 編集長レポート 「2025年野球殿堂入り The Road to Cooperstown Live」

編集長レポート アメリカ野球殿堂博物館を見学(2025年版)

編集長レポート レジェンドのサインをもらう(2025年版)

編集長レポート アメリカ野球殿堂博物館プラーク(盾)見学のテクニック(2025年版)

編集長レポート アメリカ野球殿堂博物館のギフトショップで買い物を楽しむ(2025年版)

観戦ガイド

開催都市

チケット

関連チームのQ&A

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