ロサンゼルスドジャースは現地8月9日~11日の対ピッツバーグパイレーツ戦を「Alumni(アルムナイ:卒業生・同窓生)Weekend」と銘打ってドジャースOB選手のチームへの貢献を称えるイベントを行いました。この週はサンディー・コーファックス氏、ダスティー・ベイカー氏、マット・ケンプ氏等のボブルヘッド人形が配布され、今日8月10日はドジャース往年の名選手たちが一堂に会し記念式典が行われました。
その中には1995-1998にドジャースでNOMO旋風を巻き起こし、近年の日本人のメジャーリーグ進出への道を拓いた野茂英雄氏も出席し、紹介の際には観客から大きな拍手と声援が飛んでいました。
この日のメインイベントは、1959~1979年までブルックリン&ロサンゼルス・ドジャースのオーナーを務め、ドジャース、ジャイアンツの西海岸移転を取りまとめたウォルター・オマリー氏のドジャースへの功績を永遠に称える「リング・オブ・オーナー」と呼ばれる式典で、3塁側クラブレベルに飾られているドジャースの永久欠番の選手の背番号や、故ヴィン・スカリー氏などの往年の球団レジェンドアナウンサーの銘板にウォルター・オマリー氏が新たに加わりました。
またウォルター・オマリー氏の息子で1979~1998年までロサンゼルス・ドジャースのオーナー兼会長を務めたピーター・オマリー氏が代理として出席。このピーター・オマリー氏は野茂英雄選手の獲得のために尽力したことでも有名でアジアからの選手に道を拓いたことでロサンゼルス・ドジャースを更にグローバルな球団へと発展させました。