大谷翔平選手のドジャースへの移籍が決まり、たくさんの方がご観戦の検討をされていると思います。
観戦するのであれば、チケットをどう買うのかというのが大事になるかと思いますので、基本的なチケット事情についてご案内します。
ドジャースに限らず、アメリカの4大スポーツの各チームは、シーズンシートの販売に最も力を入れます。
シーズンシートはホームゲームのチケットをまとめて買うものになり、ドジャースのような人気チームの場合は、シーズンシートで多くの座席が売り切れております。
人気球団の場合、シーズンシートで多くの座席を販売するため、1試合1試合で買える「定価チケット(シングルゲームチケット)」的なものはあまり良席がない状況が多く、球団のチケット発売日から購入を試みても、そもそも良席は売り切れなケースが多くなります。そのため、良い座席を買おうという場合、早く買うことはあまりメリットがないというのが過去の例になります。
ドジャースのケースだと、大谷翔平選手の移籍が決まった12月9日(アメリカ時間)現在、まだ球団がシングルゲームチケットは販売を開始しておりません。
2023シーズンのシングルゲームチケットの発売日は、2023年2月2日でした。
発売日は毎年異なりますが、いずれにしても移籍が決まり、焦って買う必要性はないということになります。
アメリカのイベントの多くは、チームが公認する公式のリセールチケットサイトがあります。
リセールチケットとは、シーズンシートホルダーなどが行かない試合を球団を通じて転売するものになるため、良席はリセールチケットで買うということになります。
リセールチケットは、売り手が自由に価格がつけることができるので、公式のリセールチケットサイトでも、同じ座席でもチケット代に幅が出たり、また、行かない試合を転売するというものになるので、最も大事なのは、タイミングです。
長いシーズンの中で予定を決めるのに、3か月後、半年後の予定が明確に決まるというのはなかなかないと思います。
そのため、4月の試合を12月に買うということは、リセールチケットのマーケットにはまだチケットが出てない、というのが正しい見方になります。
ロサンゼルスドジャースのチケットはいつ買えばいいのでしょうか?
いずれにしてもコロナ後は、旅費のご負担が大きくなりますので、早い時期はしっかりとした旅の計画をするのがベストです。
ドジャースの場合、多くの方が、送迎を、と言われるのですが、大谷翔平選手クラスの移籍になれば、大手旅行会社などが送迎付きのプランも出してくれるかもしれませんが、通常、スポーツ観戦送迎というのは、貸し切りになりますので、料金的な負担がかなり高くなります。
乗り合いでの送迎のようなものになると残念ながら観戦の自由が制限されてしまいます。
自分の時間で最初から最後までということになるのであれば、しっかりと行き方を調べ、自身で行けるロケーションのホテル選びが重要です。
旅行の組み立ての順序としては、
(1)観戦できる日程を選ぶ
(2)航空券、ホテルなどをしっかり調べる
(3)観戦チケットを検討する
という流れになります。
ドジャースタジアムエクスプレス(シャトルバス)でのアクセス方法
過去に大谷翔平選手をアナハイムでご観戦されている方はロサンゼルスエリアの地理に明るいと思いますが、エンゼルスタジアムとドジャースタジアムは作りが異なります。
ドジャースタジアムの場合、1階席の前のエリアはクラブ席になるため、試合前でもここはアクセスができません。
エンゼルスタジアムの場合、ダイヤモンドフィールドボックス、バックネット裏のダイヤモンドクラブ以外はある程度、アクセスができたのですが、ここは大きな違いになります。
いろいろな違いがあるので、同じMLB観戦でもしっかりとした下調べをしてご観戦に備えてください。
ご参考までに以下がドジャースタジアムの1階席になります。
ダグアウトクラブ
写真上の黄色の囲み
価格の目安 1000ドルから3000ドル前後
(開幕戦などは更に高くなることもあります。平日のあまり人気のない対戦相手でも1000ドル前後が目安になります)
ドジャースタジアムでフィールドに近いお席の中では「最上級」のカテゴリーとなるダグアウト・クラブになります。
『ダグアウト・クラブ』は、バックネット裏から一塁・三塁側のダグアウト(チームのベンチ)上までのお座席です。
ダグアウトクラブの特徴
(1)ネット裏にある特別ラウンジでの飲食込み(アルコール類は有料)
(2)座席から注文する飲食込み(アルコール類は有料)
(3)球場内のラウンジ入口(ドジャースのクラブハウスへの通路)にあるドジャースの記念展示が見学できる
ベースラインクラブ
写真上の赤色の囲み
価格の目安 350ドルから2000ドル前後
(開幕戦などは更に高くなることもあります。平日のあまり人気のない対戦相手でも350ドル前後が目安になります)
ベースラインクラブは一塁・三塁ベースからHRポールまでのベースライン上にある「プレミアムカテゴリー」の座席です。
ベースラインクラブの特徴
(1)一塁・三塁側のセクション100番台のコンコースにある特別ラウンジでの飲食込み(アルコールは有料)
(2)座席から注文できる飲食込み(アルコール類は有料)
(3)今までの統計的に試合前に選手からのサインを貰える確率が高い
フィールド
ダグアウト・クラブ、ベースラインクラブ後方の1階内野席は「フィールドボックスMVP」、「フィールドボックス」、「インフィールドボックス」等の
カテゴリーのお席になります。一つ知っておきたいことは、これらのお座席からはダグアウトクラ』やベースラインクラブの中には入れません。
レフトとライト側のホームランポール付近のみグランドの近くに行くことが可能です。
セッション5RS 列L. 3階の5 とわかりますがRSと列Lがわかりません
3階の5のどの位置になりますか
ドジャースタジアムの座席は、座席表をご覧いただくと、各階層に同じ数字があるので、少しわかりづらくなります。
ドジャースタジアムの座席表
例えば、ダグアウトクラブの5、1階席フィールドボックスMVPにも5(座席表だと1-7の間に5があります)があり、3階席にも5、トップデッキにも5があります。
そのため、各階層ごとに例えば、ダグアウトクラブの「5DG」、1階席フィールドボックスMVPであれば、「5FD」、3階席であれば「5RS」、トップデッキであれば、「5TD」とチケットに記載されることになります。
RSという記載があるものが「3階席」という意味になります。
ドジャースタジアムの列番号はアルファベット表記になります。
基本的にはAがその階層の一番前の列になりますので、L列だと12列目ということになります。
さっき日テレで来年のバックネット裏の席が66万円て言うてたで。。 まさに大谷さんバブルや