大谷翔平選手の入団が決まり、注目が集まるロサンゼルス・ドジャース。
近年は、毎年のようにポストシーズンに進んでおり、人気も高いチームになります。
ただ、人気が高いといってもどのぐらいの人気なのか、というものの1つの指針が、1試合あたりファンがどのぐらい集まるかというものあります。
2023シーズンのホームゲーム81試合の総入場者数は、383万7079人とメジャー1位を記録しています。
2位は、ヤンキースの326万9016人になります。
ただ、ドジャースタジアムの集客数は5万6000人となり、これは現在のメジャーリーグのスタジアムの中ではトップクラスの大きさになります。
近年、建設されるスタジアムはおおよそ4万人前後のキャパシティになっており、最新のスタジアムであるテキサス・レンジャーズのグローブライフフィールドは、4万300人です。
そのため、たくさんファンが入るから必ずしも連日満員というわけではありません。
例えば、2023年のドジャースの1試合あたりの平均入場者数は、4万7371人となっており、ドジャースタジアムキャパシティ5万6000人に対しては、集客率としては100%ではありません。
大谷選手の入団によりこの数字が2024年に1試合あたりの平均入場者数が5万6000人に近づくようだと、すごい効果だといえるのではないでしょうか。
ちなみに、集客率という点では、パドレスはペトコパークの4万209人のキャパに対して、4万389人(立ち見があるため)と100%を超えているため、スター軍団だったサンディエゴ・パドレスはかなり人気が高いシーズンを送りました。
集客の最下位は、オークランド・アスレチックス。
81試合のホームゲームで、83万2352となり、1試合あたりの平均入場者数は1万275人。
スタジアムの最大収容人数はドジャースタジアムを超える5万6782人ですので、ほぼ毎日がらがらという感じのシーズンとなりました。