カリフォルニア州から野外で開催されるプロ・スポーツの収容人数のガイドラインが発表されました。この基準は2021年4月1日より適用されます。
判断の基準は州全体に一律ではなく郡単位での感染状況に応じて収容人数を定めるもので、以下の表の数値に基づいて決定されます。
感染レベル |
収容可能人数 |
むらさき (Purple) |
100名以下 |
赤 (Red) |
収容人数の20%まで |
オレンジ (Orange) |
収容人数の33%まで |
黄 (Yellow) |
収容人数の67%まで |
2021年3月9日(アメリカ時間)でカリフォルニア州の58郡のうち34郡は最上位のむらさき(Purple)と判定されています。これはドジャース、エンゼルス、パドレスのホーム球場はむらさきに該当し、ジャイアンツ、アスレチックスのホーム球場は赤に該当します。
前者では100人までしか観客の入場を認められないことになりますが、エンゼルスは4月1日までに感染レベルは赤になっていると予想しています。収容人数の20%つまり約9,000人の集客を見込んでいます。
テキサス・レンジャーズは2021年のホーム球場での開幕ゲーム限定で収容人数100%で実施することを発表しています。またワシントン州にホーム球場があるシアトル・マリナーズは開幕ゲームに9,000人のファンを入れると発表しています。感染状況と収容人数は連動し変化しますので今後も情報収集に努めたいと思います。