ロックアウトが解除され2022年のシーズンが始まりました。約1ヶ月遅れで春季キャンプに入りますが、エンゼルスの監督ジョー・マドンがロックアウト以来メディアのインタビューに答えました。
20分にわたるインタビューから主な5つのポイントについて記事では紹介されています。
マイク・トラウトのポジション変更案
マイク・トラウト選手は2014年からセンターを守っていますが、昨年は右ふくらはぎの怪我により5月中旬以降ILに入り試合に出場できませんでした。出場試合は36試合のみでした。怪我は回復しているとようですが、再発防止と30歳となったトラウト選手の負担を減らすためにレフトやライトへの守備位置の変更を検討しているようです。トラウト選手自身はセンターから離れるつもりは無いとコメントしています。
大谷翔平選手は昨年同様の起用
昨年は二刀流でセンセーションを起こしMVPに輝いた大谷翔平選手ですが、シーズン・オフは順調に過ごしたようで健康面では問題が無いようです。エンゼルスの捕手マックス・スタッシは2月初旬に大谷選手の投球を受けたようですが、昨年と変わりないという印象だったと語っています。今年はナショナル・リーグでも指名打者制を採用しますので、ナショナル・リーグの本拠地で開催される交流戦でも大谷選手はDHで出場できる機会を得ることができますし、投手として出場した場合にはDHを解除し打席に立つ可能性もあります。昨年以上に出場機会を得ることが期待できます。
選手補強は終了していない
エンゼルスはオフ・シーズンの早い段階で、投手ノア・シンダーガード、ライセル・イグレシアス、アーロン・ループ、マイケル・ローレンゼンと契約をしました。また昨年も大谷投手とバッテリーを組んだカート・スズキ捕手とも1年契約を締結するようです。
しかしゼネラル・マネージャーのペリー・ミナシアンはシーズン開始前までに、更にピッチャーと遊撃手との契約を検討しているようです。
ショート・ストップと6番手の先発投手
現在エンゼルスのショート・ストップはアンドリュー・ベラスケス、ルイス・レンヒフォ、タイラー・ウェイドの3人がポジション争いをしていますが、FAのショート・ストップを獲得する可能性は残っているようです。 大物のショートではカルロス・コレアとトレバー・ストーリーはまだ未契約です。
そして先発投手の候補、大谷翔平、ノア・シンダーガード、マイケル・ローレンゼン、パトリック・サンドバル、ホセ・スアレスですが、先発6人制を採用する可能性のあるエンゼルスは、もう1人先発投手を獲得する可能性があります。
マドン監督の契約更新
マドン監督は契約の最終年ですが、延長の可能性があります。マドン監督は2020年シーズン前にエンゼルスマネージャーとして3年間の契約に署名しました。現時点ではまだ契約延長について打診はないようです。マドン自身はエンゼルスでの仕事の継続に意欲的です。
(※このコラムはこちらの記事を参考にしました。)