エンゼルスはジョー・マドンを監督の任務から解放しました。と6月7日(アメリカ時間)に発表しました。三塁コーチを務めていたフィル・ネビンが監督代理に任命されました。
The Angels have relieved Joe Maddon of his duties as Angels Manager today. pic.twitter.com/oiyzSpQSxV
— Los Angeles Angels (@Angels) June 7, 2022
開幕当初はアメリカン・リーグ西地区で5月15日時点では24勝13敗で首位を走っていたエンゼルスですがその後は3勝16敗、現時点では12連敗を喫しており27勝29敗で勝率.500を切ってしまいました。その責任を取らされました。マドンは大谷翔平選手の理解者でもあり、2021年には二刀流として殆ど欠場させませんでした。その結果MVPを獲得するほどの活躍に導いたとも言えます。マドンの解任は残念ですが、ドライでシビアな判断がなされました。
マドンの監督としての実績は、タンパベイ・レイズをワールド・シリーズに導き、シカゴ・カブスではワールド・チャンピオンに導き「やぎの呪い」を解きました。最優秀監督には3度選出されています。
フィル・ネビンは1992年のドラフト全体1位でアストロズに入団、エンゼルスを含む7チームで一塁手、三塁手、外野手として、メジャー・リーグ12年間のキャリアを過ごし、オール・スター・ゲームにも選出されています。引退後はジャイアンツとヤンキースでコーチを勤め、現在はエンゼルスでコーチとして1年目のシーズンを過ごしていました。ネビンはメジャー・リーグ史上、ドラフト全体1位の選手で、代理ではあるものの監督に指名された最初の人物だそうです。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました)