エンゼルスはオフ・シーズンに先発左腕タイラー・アンダーソン投手、クローザーの可能性があるカルロス・エステベス投手と契約し、野手ではユーティリティーのブランドン・ドゥルーリー選手を複数年契約で獲得、内野手のジオ・ウルシェラ選手、外野手のハンター・レンフロー選手をトレードで獲得するなど補強に積極的に取り組んでいます。
2022年シーズンに問題だった点は、マイク・トラウト選手、アンソニー・レンドン選手、タイラー・ウォード選手、デビッド・フレッチャー選手、ジャレッド・ ウォルシュ選手などキー・プレーヤーが故障しIL入りしたときに、バックアップ選手に十分な人材がそろっていなかったことです。 そこでオフ・シーズンにペリー・ミナシアンGMはパフォーマンスの高いベテラン選手の獲得に尽力しました。しかしながらエンゼルスの補強はまだ終了しておらず、ローテーション投手、ブルペン投手、キャッチャーの人材を追加する可能性があります。
キャッチャーとしてはゲーリー・サンチェス選手を候補としてあげます。
では2023年シーズンのエンゼルスの戦力を確認してみましょう。
内野手の陣容は?
ユーティリティーのドゥルーリー選手はセカンドに入る可能性が高いでしょう。 ルイス・レンヒーフォ選手とフレッチャー選手はショート遊撃手でアンドリュー・ベラスケス選手、リバン・ソト選手もショートの候補選手です。
サードはレンドーン選手、ファーストはウォルシュ選手がレギュラーですが、怪我の回復具合ではウルシェラ選手が補う事になるでしょう。さらにエンゼルスはベテラン内野手のジェイク・ラム選手とマイナー契約を結び内野手の厚みを形成しています。
6人目の先発投手は誰?
アンダーソン投手と契約しエンゼルスの5人の先発投手が確定的です。陣容は大谷翔平投手、パトリック・サンドバル投手、リード・デトマース投手、ホセ・スアレス投手です。大谷投手を先発の柱とし6 日ごとに登板するために、他の投手の登板順が変動する可能性があります。
エンゼルスは2023年シーズンも6人でローテーションを組む予定です。その6人目の投手としてエンゼルスは、FAもしくはトレードを獲得するか、現有戦力で補うのかが注目されます。現有戦力の候補者としてはグリフィン・カニング投手、クリス・ロドリゲス投手が挙げられますが実績のある投手が少ないため、2022年のノア・シンダーガード投手やマイケル・ローレンゼン投手のようなベテラン先発投手を獲得する方が理にかなっているかもしれません。
マイケル・ワカ投手を候補としてあげます。
クローザーは誰?
このオフに獲得したエステベス投手はロッキーズでクローザーを経験しており有力な候補です。その他にもアーロン・ループ投手、ホセ・キハーダ投手、ジミー・ハーゲット投手、ライアン・テペラ投手がいますが絶対的なクローザーはいません。エンゼルスはスプリング・トレーニングまでにさらなるクローザー候補を獲得するのでしょうか?
アンドリュー・チャフィン投手を候補としてあげます。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)