アリゾナのスプリング・トレーニング。3月17日のロイヤルズ戦でエンゼルスのリリーフ候補のベン・ジョイスが5試合連続無得点を記録しましたが、ジョイス投手ストレートは104マイル(約167.4km)を記録したようです。
これは2008年以降メジャーでは、7人の投手のみが記録した速度です。最近ではカージナルスのリリーフ投手ライアン・ヘルズリー投手が2022年に達成した数字でした。
ジョイス投手の情報
ジョイス投手は、2022年のMLBドラフト3巡目でエンゼルスに指名される前のテネシー大学時代に時速105.5(約169.8km)マイルを記録しています。
2022年のダブル・A在籍時には13イニングで20 奪三振と、4四球、防御率 2.08 を記録しました。ストレートはコンスタントに100マイルを記録したそうです。
高速のストレートは武器になりますが、それだけではメジャーでは通用しません。現在スイープ・スライダー、カッターなどの習得し投球の幅をもたせられるように練習をしています。
メジャー登録は?
ジョイスは40人のロースターに含まれていません。2023年のオープン戦では5イニングで4四球を出していますので制球力を上げないとメジャー登録は厳しいようです。
エンゼルスのブルペンの残り枠は1つで、ロースターに登録されているアンドリュー・ワンツ投手がリードしています。
ジョイス投手にとってのもう 1 つのハードルは、連投ができるかです。スターターのジョイスはテネシー大学時代には連投をしていません。将来のスターター候補も実績を積むために、連投を求められるセットアッパーで実績を作る必要があります。2023年のシーズン中に大谷選手からジョイス投手へのリレーを目にする事ができるか楽しみです。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)