2023年 エンゼルスのドラフト

オールスター・ウィークのイベントの一環として2023年のドラフトがシアトルで行われました。イベント当日は1巡目と2巡目の指名に留まりましたが、3巡目以降の指名選手が決定しました。

ここでは大谷翔平選手が所属するエンゼルスの指名選手をご紹介します。エンゼルスは大学16名、高校生3名の計19名を指名しました。ポジション別では投手9名、内野手7名、外野手3名です。

上位選択では野手陣をメインに指名しています。1巡目（全体11位）でノーラン・シャヌエル選手を、3巡目でスタンフォード大学のアルベルト・リオス選手を、4巡目でサム・ヒューストン州立大学のジョー・レッドフィールド選手を指名しました。

2日目のハイライトは、リリーバーのカムデン・ミナッチ選手（ウェイクフォレスト、6巡目）と右腕バレット・ケント（ポッツボロ高校、8巡目）の選出です。 ミナッチ選手は早いタイミングでメジャーに上がると予想されています。 

二刀流登録の選手はいません。上位3選手は野手です。エンゼルスは野手に力点を置く方針に変わりはないように感じます。

ザック・ネト選手、ベン・ジョイス投手のように数年でメジャーに昇格する選手は出現するか？　ミッキー・モニアック選手、ローガン・オホッピー捕手のように他球団で上位指名され移籍先でメジャーに昇格する選手は出現するか？　

数年内にフューチャーズ・ゲームに出場しメジャーに昇格する選手が現れる事を期待したいと思います。

ドラフトされた選手の一覧はこちらをご覧ください。（英語版）

おまけ

ラーズ・ヌートバー選手は2018年のドラフトでセントルイス・カージナルス～7巡目の指名を受け、4年目の2022年にメジャーに昇格しています。

大学時代のヌートバー選手の情報はこちらです。