MLB.comの記事によると2023年7月14日「エンゼルスのフロントが大谷翔平選手のトレード交渉を【検討】する。」とMLBネットワークインサイダーのジョン・ポール・モロシ氏が報じています。加えて「オールスター・ゲーム前にエンゼルスのチーム成績が悪化し考えを変えたかのように見える。」とも報じています。
ただし、エンゼルスが大谷選手を移籍させる基準は「非常に高い」と述べており、後半戦最初のホーム・ゲームでの9戦の結果がエンゼルスの今後の方針を決定する大きな要素になると語りました。
エンゼルスはホーム球場でアストロズ(3試合)、ヤンキース(3試合)、パイレーツ(3試合)との対戦が7月23日まであります。トレード期限8月1日の8日前のこの時期にエンゼルスがどのような決定をするのでしょうか?
(※このニュースはこちらの7月14日の記事を参考にしました。)
7月17日の報道
大谷翔平選手はドジャースへはトレードされない
MLBネットワークのジョン・ヘイマン氏は、エンゼルスのオーナー、アルテ・モレノ氏はロサンゼルスのライバル球団(ドジャース)とトレードすることに消極的であると報じています。シーズン終了後にFAとなった場合には、サンディエゴやサンフランシスコなどの西海岸チームと同様にドジャースにも「大きなチャンス」があると語りました。
さらにヘイマン氏は、エンゼルスが大谷翔平選手をトレードする可能性は25%、エンゼルスがオフ・シーズンに長期契約する可能性は5~10%と推定しました。
オリオールズは獲得する可能性はあるか?
オリオールズは現在57勝35敗とアメリカン・リーグ東地区で2位です。MLBネットワークのジョン・ポール・モロシ氏がオリオールズ移籍の可能性について説明しています。
オリオールズには、ダブルAに昇格したばかりのNo.1プロスペクト、ジャクソン・ホリデイ選手を筆頭に、プロスペクト・トップ100に入る選手を8人所属しており魅力的なトレード要員が多くいる事を理由にしています。
(※これらのニュースはこちらの7月17日の記事を参考にしました。)
7月16日
レイズが大谷選手獲得で「ワイルドカード」的な存在
ESPNのバスター・オルニー氏によるとヤンキースが大谷選手獲得に最も意欲を示すだろうと予想。 一方、MLBネットワークのジョン・ポール・モロシ氏は、ドジャースには大谷選手獲得のモチベーションと若い才能ある交換要員を抱えていると言っています。
オルニー氏はアメリカン・リーグ東地区首位のレイズが大谷選手獲得の「ワイルドカード」になる可能性があると語りました。
レイズの責任者エリック・ネアンダー氏は、大谷選手獲得の可能性を排除しない、チームには資金とオーナーからのサポートがあると指摘しました。反面、マーク・トプキン氏はレイズにとって大谷選手のトレードはありそうもない。トレードで獲得してもシーズン・オフにFAになり再契約の保証もないのに、将来性のあるプロスペクトをトレードに出す判断はしないと言っています。
(※このニュースはこちらの7月16日の記事を参考にしました。)