アメリカ時間2023年8月29日にエンゼルスは6選手(ルーカス・ジオリト投手、ドミニク・レオーネ投手、レイナルド・ロペス投手、マット・ムーア投手、ハンター・レンフロー選手、ランダル・グリチャック選手)をウェーバー登録しました。
ヤンキースの外野手ハリソン・ベイダー選手、メッツの先発投手カルロス・カラスコ投手、ホワイトソックスのマイク・クレビンジャー投手、タイガースのホセ・シスネロ投手を含む多くの選手もウェーバー登録されと伝えられています。
他球団はウェーバーに登録された選手を獲得する事ができます。優勝争いをしているチームでさらなる選手補強をする場合に獲得に動く可能性はあります。エンゼルスのように選手をウェイバー登録したチームは実質優勝争いを断念したと言えます。8月の大きな負け越し、大谷翔平選手の靱帯損傷、トラウト選手の故障者リスト入りが大きな要因だと思います。
プロスペク選手を放出して他球団から主力選手を獲得しましたが、チームは優勝争いから脱落してしまいました。
ウェーバー
選手がウェーバーの対象となった場合、他の29チームはその選手に対してクレーム(獲得する意思表示)を提出することができます。 申立てを行ったチームは、申立てを行った選手が新チームの40人の名簿に登録するための残りの年棒を支払う義務を負います。
ウェーバーの優先順位
ウェーバーによる選手の獲得は勝率の低いチームが優先されます。複数のチームがウェーバーを主張した場合、勝率の低いチームが獲得の権利を得ます。もし2 つ以上のチームの勝率が同じ場合には、前シーズン(2022年)の勝率で決定します。
ウェーバーされた選手に獲得のオファーが無い場合
ウェーバーをしたチームに残りますが、40人の名簿から外されます。 ウェーバーい指定されてから 7 日以内に、トレードされるかウェイバーを解除してそのチームのマイナー・リーグに残留する可能性があります。 ただしメジャー・リーグとして登録期間が5年を超える選手はマイナー・リーグへの移籍を拒否することができます。メジャー・リーグの登録期間が3年を超える選手はマイナー・リーグの代わりにフリー・エージェントを選択することができます。
ウェーバーで獲得した選手は新チームでポスト・シーズンに出場?
8月31日午後11時59分(アメリカ東部時間)の時点で40人名簿または60日間の負傷者リストに載っている選手は、ポスト・シーズンへの出場資格があります。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)