FA 大谷翔平選手の来期所属先は?

ワールド・シリーズ、日本シリーズも終了し2023年の野球シーズンは終わりました。シリーズの余韻にひたる間もなくフロント陣は2024年シーズンに向けて活発に動いています。このオフは日米ともにFAランキング1位の大谷翔平選手、2位の山本由伸投手の動向が注目されます。

大谷翔平選手の移籍先について連日情報が飛び交っていますが、MLB.comの記事から1つのコラムをご紹介します。

移籍予想チーム

ロサンゼルス・エンゼルス

大谷選手はエンゼルス残留の可能性はあるのか? エンゼルスは2023年夏のトレード期限に大谷選手をトレードしないことを選択し、マイナーのプロスペクトを放出し即戦力選手を補強しました。結果的にチームは低迷しました。この判断は大谷選手をチームに残留させることを最優先に考えた判断でしょう。

大谷選手はヒリヒリする10月を迎える事を望んでいます。エンゼルスは大谷選手引き留めに大金を投資すると並行して、さらに戦力補強の投資をする必要があります。特に大谷選手が登板できない2024年は手薄な投手陣を補強しないと優勝争いは期待できません。FAランキング上位の山本由伸投手、ブレイク・スネル投手、アーロン・ノラ投手、ソニー・グレイ投手の実績ある投手に獲得には多額の投資が必要です。マイク・トラウト選手、アンソニー・レンドーン選手と長期・大型契約の出費を考慮すると大谷選手の引き留めは難しいと言わざるを得ません。

エンゼルスは大谷選手にクオリファイング・オファーをし、他チームと契約した場合に得られるドラフト指名権をもらいうけ、プロスペクトの獲得と若手育成によるチーム再建に舵を切る判断も有りでしょう。ミッキー・モニアック選手、ザック・ネト選手、ローガン・オホッピー選手など若手が育ち始めています。

ロサンゼルス・ドジャース

多くのメディアはドジャース有力と報じています。2022年のオフはトレア・ターナー選手と再契約せず、また例年のような大型補強をしなかったのは2023年オフに大谷選手獲得の準備と言われています。エンゼルスと同じロサンゼルスは慣れ親しんだ環境ですし、資金力もあります。ムーキー・ベッツ選手とフレディ・フリーマン選手を擁する打線に大谷選手が加わればプレイ・オフ進出はより手堅いものになるでしょう。

サンフランシスコ・ジャイアンツ

ジャイアンツは2022年オフにトップ・フリー・エージェント選手の獲得に力を入れましたが、アーロン・ジャッジ選手はヤンキースに復帰し、カルロス・コレア選手はメディカル・チェックにひっかかり入団に至りませんでした。 バスター・ポージー氏の引退後、チームの顔を言える選手が存在しないジャイアンツは大谷選手を求めています。同地区のドジャースに大谷選手を奪われた場合はますます地区優勝は遠のきます。大谷選手獲得に全力で臨むと思います。

しかしながらドジャースと比較しますと勝てる戦力を持っていません。そしてサンフランシスコはロサンゼルスと同じカリフォルニア州ですが、ナイト・ゲームは冷え込む日も多いです。大谷選手獲得には苦戦を強いられると思います。

シアトル・マリナーズ

イチロー氏はじめ多くの日本人選手と契約した実績のあるマリナーズ。2023年のオールスター・ゲーム中に「Come to Seattle !」という声が沸き起こりました。 マリナーズにはフリオ・ロドリゲス選手、ルイス・カスティーヨ投手、ロビー・レイ投手、JP・クロフォード選手を擁し年間8,000万ドルを投資しています。大谷選手獲得に全力を投じる決めた場合、大きな勝負に出るでしょう。

シアトルはドーム球場ですが、完全に密閉されていません。海の近くに球場は建っていますので、ナイト・ゲームは冷える日もありますが、サンフランシスコ湾の寒さと比較しますと問題ないでしょう。手術明けの体調を考慮し、大谷選手はどのように判断するかです。

ニューヨーク・メッツ

メッツは2022年シーズン、マックス・シャーザー投手とジャスティン・バーランダー投手のツー・トップの大投手を擁し、日本からも千賀航大投手を獲得しました。残念ながらチームは前半で失速し結果的にシャーザー、バーランダー両投手をトレードで放出しています。ましてやメッツのオーナー、スティーブ・コーエン氏は資金力があります。一方でメッツは山本由伸投手獲得を最優先しているという情報もあります。おそらく2億ドル以上を投資すると言われています。それでも余りある資金力で大谷選手を獲得する可能性はあります。

大谷選手、山本投手、千賀投手がメッツに加入すると日本人ファンもニューヨークを目指して旅するでしょうし、彼ら加入による経済効果も期待できます。同じニューヨークのヤンキースのような重圧もありません。

サンディエゴ・パドレス

ここ数年パドレスは大型補強を繰り返しています。打線は強力で、2023年はフェルナンド・タティース・ジュニア選手、フアン・ソト選手、マニー・マチャード選手、ザンダー・ボガーツ選手を擁しています。ただこの打線を擁しても地区優勝はできませんでした。ソト選手をトレードに出すという噂もありますし、スネル投手はFAでチームを去る可能性もあります。もともとの資金力とチーム再編で大谷選手獲得に乗り出せば資金面でも、環境面でも優位に立てます。

テキサス・レンジャーズ

2023年に初めてワールド・チャンピオンに輝いたレンジャース。レンジャースは2022年にはFAの主要選手であるコーリー・シーガー選手、マーカス・セミエン選手と契約し、2023年にはジェイコブ・デグロム投手、ネイサン・イオヴァルディ投手との契約にこぎつけています。デグロム投手はトミー・ジョン手術を受け2024年シーズンに間に合うかは微妙ですが、若手選手の躍進もあり戦力は整っています。このチームに大谷選手が加わればワールド・チャンピオン2連覇も現実的です。

環境面では猛暑のテキサスですが、ドーム球場はそのハンデを補ってくれます。レンジャース西地区ですが、テキサス州はアメリカ大陸の南西部ですので、東海岸、西海岸の遠い球場でも3~4時間で移動できる点もメリットと言えるでしょう。

ボストン・レッドソックス

直近の4年間で3度アメリカン・リーグ東地区の最下位に終わっているレッドソックスは、補強に力を入れるでしょう。ジャスティン・ターナー選手は契約の選手オプションを破棄しFAになりましたし、コーリー・クルーバー投手はチームが契約オプションを破棄しました。投資資金はありますしファンも大谷選手獲得を望んでいます。レッドソックスのレジェンド、ペドロ・マルティネス氏もチームに大谷選手との契約を強くプッシュしたと言われています。しかしチームは2023年オフを投手に投資する方針を示していますので、2024年に登板できない大谷選手に動くかは不透明です。

一部報道では大谷選手はレッドソックスに興味があるとも報じられましたが、真相はわかりません。

さまざまな見解

スカウトの見解

打者としても投手としてもスーパー・スターである大谷選手のFAは、過去に前例が無いため予測不能です。 残念なのは右ひじのケガによる手術を受け2024年は投手としての価値は割り引く必要があります。まして2度目のUCL手術からの復帰に伴う長期的なリスクもあります。 このように投手大谷の復活とその後の貢献を予測するのはより難しいため、現時点では二刀流ではなく、打者大谷として投資に集中すべきと考えています。打者の実力だけでもトップ・クラスです。DHだけでも大型契約の価値はあります。2025年以降に二刀流として復活できた場合の潜在的な能力とチームへの影響力を考慮し、各チームのオーナーが将来アメリカ野球殿堂入りするだろうこの選手に、どこまで投資するつもりかは誰にも分かりません。それだけ前例の無い特殊な選手なのです。

オーナーが注意すべき点

各チームのオーナーが大谷選手に大金を投じることを躊躇させる理由があるとすれば、それは5年間で2度のトミー・ジョン手術を受けているということです。 大谷選手は2025年にマウンドに戻る予定ですが、2021年~2023年のようなトップ・クラスの投手としてのパフォーマンスが回復できるかについては疑問が残ります。

前例の無い契約

前例の無い二刀流それも両方でトップ・クラスの実力を発揮している大谷選手にとって、完璧な契約とは何かはわかりません。攻撃力についはヤンキースと9年総額3億6000万ドルの契約を結んだジャッジ選手と同じ価値があると考えられます。 FA時の年齢がジャッジ選手よりも1歳若い大谷選手が二刀流のパフォーマンスを取り戻せるかどうかは誰にもわかりません。この前例の無い事態にオーナーはどのような前例を作るのでしょうか? MLBのルールを変えた大谷選手が契約の常識をどのように変えさせるか見ものです。

(※このコラムはこちらの記事を参考にしました。)

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