2021年11月19日(日本時間)に2021年のMVPが発表されました。
ナショナル・リーグ
ナショナル・リーグはブライス・ハーパー選手がナショナル・リーグの並み居る強打者の中から選出されました。ブライス・ハーパー選手はハンク・アーロン賞とのダブル受賞ですので、ナショナル・リーグ最高のバッターに認められたことになります。タティース・ジュニア選手がもう少し票を伸ばすと思われましたが、1位票でハーパー選手に圧倒されました。
ブライス・ハーパー選手はMVPは2回目の受賞ですが、受賞の際に在籍したチームが異なるケースは、ジミー・フォックス(アスレチックスとレッドソックス)、フランク・ロビンソン( レッズとオリオールズ)、バリー・ボンズ(パイレーツとジャイアンツ)、アレックス・ロドリゲス(レンジャーズとヤンキース)に続き5人目です。
選手名(チーム) | 1位 | 2位 | 3位 | 総得点 |
ブライス・ハーパー(PHI) | 17 | 9 | 2 | 348 |
フアン・ソト(WAS) | 6 | 11 | 7 | 274 |
フェルナンド・タティス・ジュニア(SD) | 2 | 5 | 15 | 244 |
ブランドン・クロフォート(SF) | 4 | 2 | 1 | 213 |
トレア・ターナー(LAD) | 1 | 3 | 3 | 185 |
アメリカン・リーグ
注目のアメリカン・リーグは満票で大谷翔平選手がMVPに選出されました。
エンゼルスの選手としては6人目、日本人選手としてはイチロー氏に続いて2人目の受賞です。そしてMVPを獲得した23人目の投手でもあります。
エンゼルスは勝率が5割に満たない、つまり負け越したチームではありますが、大谷翔平選手がMVPを獲得したのですから、二刀流としての圧倒的な記録が評価されました。
選手名(チーム) | 1位 | 2位 | 3位 | 総得点 |
大谷翔平(LAA) | 30 | 0 | 0 | 420 |
ウラジミール・ゲレーロ・ジュニア(TOR) | 0 | 29 | 1 | 269 |
マーカス・シミエン(TOR) | 0 | 0 | 24 | 232 |
アーロン・ジャッジ(NYY) | 0 | 0 | 3 | 171 |
カルロス・コレア(HOU) | 0 | 0 | 0 | 163 |
全ての得票結果はこちらの記事(英語版)もご覧ください。
歴代のMVP受賞者
歴代のMVP受賞者はこちらのサイトをご覧ください。大谷翔平選手もこの偉大な選手の1人として名前を刻む事になりました。
大谷翔平選手の2021年の記録
大谷翔平選手の2021年の主な記録は以下の記事もご参照願います。