2022年も残り10日間です。アメリカではクリスマス休暇に入りますが、その直前にエンゼルスの補強情報が入ってきました。
ブランドン・ドゥルーリー(Brandon Drury)
2022年12月20日(アメリカ時間)エンゼルスが内野手のブランドン・ドゥルーリーと2年1700 万ドルの契約で合意に達したと報じられました。
30 歳のドゥルーリーは、2010年のドラフト13巡目でアトランタ・ブレーブスに入団しました。2015年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスでメジャー・デビューし、2022 年にはレッズからパドレスにトレードで移籍し、2チームでキャリア最高の 28 本塁打を放ちました。そしてナショナル・リーグのユーティリティ・プレーヤー部門のシルバー スラッガー賞を獲得しました。
2022年の成績
年 | 打席数 | 得点 | ヒット | ホームラン | 打点 | 盗塁 | 打率 | OBP | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022年(CIN/SD) | 518 | 87 | 136 | 28 | 87 | 2 | .263 | .320 | .812 |
MLB通算 | 2105 | 248 | 531 | 79 | 277 | 4 | .252 | .302 | .736 |
ドゥルーリーは8年のメジャー・キャリアで、一塁、二塁、三塁、遊撃手、レフト、ライトを守っています。そして指名打者、代打、代走としても出場し、ピッチャーとしてマウンドに1 度登板したこともあります。いわゆるユーティリティー・プレーヤーですのでチームには心強い存在になります。
これで2023年のエンゼルスの内野陣の選手層が厚くなります。
・ファースト:ジャレッド・ウォルシュ
・セカンド:デビッド・フレッチャー、ルイス・レンヒーフォ
・サード:アンソニー・レンドーン
・ショート:ジオ・ウルシェラ、アンドリュー・ベラスケス
ドゥルーリーは内野のバックアップ選手としても、外野手としても期待できます。ここ数年トラウト選手、レンドーン選手など主力選手が故障に見舞われましたので、ドゥルーリーの加入は心強いです。
エンゼルスの更なる補強は?
投手陣では先発のタイラー・アンダーソン投手とコロラド・ロッキーズからカルロス・エステベス投手を獲得しましたが、野手に比べますと選手層が薄いと思われエンゼルスはさらなる補強を検討していると報じられています。
エンゼルスの選手のサラリーは現時点で約2億500万ドルで、2022年よりも約1800万ドル増えています。ぜいたく税の課税基準額は2億3,300万ドルですのでかなりと投資をしています。この投資効果が2023年には発揮されるのでしょうか?
関連記事
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)