エンゼルスが2023年ドラフト1位で指名したノーラン・シャヌエル選手をメジャーに昇格させました。マイナー・リーグはわずか21試合の出場でした。内訳はルーキー・リーグで3試合、シングルAで2試合、ダブルAで16試合です。
マイナー・リーグの成績
打席 | 得点 | ヒット | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | 出塁率 | OPS | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023マイナー | 73 | 20 | 27 | 1 | 15 | 2 | .370 | .510 | 1.003 |
2023年ドラフト全体11位のシャヌエル選手を指名してから6週間も経たないうちに、エンゼルスはメジャーへ招集しました。 そしてなんと8月18日のレイズ戦でリード・オフとして先発出場します。
シャヌエル選手は2023年ドラフト指名選手でMLBデビューした最初の選手になりました。 マイナー・リーグ出場21試合でのメジャーに昇格は2003年のミルウォーキー・ブルワーズのリッキー・ウィークス選手以来です。2023年に昇格したザック・ネト選手も2022年のドラフト1位指名選手でマイナー・リーグわずか44試合出場で2023年にメジャーに昇格しましたが、それよりも早いデビューです。
過去20年で11人目の快挙
シャヌエル選手は過去20年間でドラフトされた年にメジャーに招集された11人目の選手です。該当する主な選手はライアン・ジマーマン氏(2005年デビュー)、アンドリュー・ミラー氏(2006年)、クリス・セール投手(2010年)です。
シャヌエル選手は7月末までにルーキー・レベルからシングルAへ、そしてダブルAに昇格しました。 ダブルAのロケットシティ・トラッシュパンダズでは16試合で16四球、打率.339、出塁率:.480、長打率:.475を記録しています。 ホームrなは1本、打点12でしたが、三振はわずか9でした。
エンゼルスのプロスペクト2位候補であるシャヌエルは、フロリダ・アトランティック大学でジュニア・シーズンに圧倒的な成績を収めました。197打席で打率:.447、出塁率.615、OPS:.868で、NCAAディビジョンでそれぞれ2位、1位、2位の成績でした。三振数(14)よりもホームラン数(19)の方が多く、四球71はドラフト全体2位指名のディラン・クルーズと同数で全米最多タイでした。
才能ある選手の昇格ですが、エンゼルスのあせりを感じる昇格だと思います。ちなみにレンドーン選手が15日から60日の故障者リストになりました。
(※このニュースはこちらの記事を参考にしました。)